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オーテク、LDAC対応のBluetoothレシーバ兼ポータブルヘッドフォンアンプ

 オーディオテクニカは、LDACに対応したBluetoothレシーバ兼ポータブルヘッドフォンアンプ「AT-PHA55BT」を11月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。

LDACに対応したBluetoothレシーバ兼ポータブルヘッドフォンアンプ「AT-PHA55BT」

 対応BluetoothコーデックはLDAC、aptX、AAC。ウォークマンやXperiaなど、LDAC対応のプレーヤーと連携する事で、ハイレゾ相当の音質でワイヤレス再生できるのが特徴。伝送帯域は20Hz~40kHz。

「AT-PHA55BT」

 DACとアンプ部には、ESS製の「ES9118」を採用。ワイヤレス伝送された入力信号側からのクロックを制御し、ジッタを抑制する事で、透明度の高い、澄んだ高音質を実現したという。

 ドライバの特性に合わせて選択できる出力抵抗値モード切り替えスイッチを装備。モード「A」がダイナミックイヤフォン向けで、インピーダンスをかけるもの。「B」がバランスド・アーマチュアイヤフォン向けで、インピーダンスをかけないものとなる。

 32ステップの多段階デジタルボリュームを備え、細かな音量調整が可能。アンプ部の最大出力は50mW×2ch(16Ω)、25mW×2ch(32Ω)、2.5mW×2ch(300Ω)。出力端子は3.5mmのステレオミニでアンバランス。

右側面
左側面
イヤフォンジャックは3.5mmのステレオミニ

 ボディには不要な共振を抑えるアルミニウムハウジングを使用。リチウムポリマーバッテリを搭載し、最大8時間の連続再生が可能。動作状況を表示するLEDインジケーターも備えている。

 外形寸法は32×11×79mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は28g。付属のパーツと組み合わせる事で、背面にクリップを配置できる。

付属パーツを取り付けると、背面にクリップを配置できる