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ソニーの音楽管理・転送ソフト「Music Center for PC」がVer 2.0に大幅進化

 ソニーは、ウォークマンへの楽曲転送や、ハイレゾ楽曲の再生などに使える音楽管理・転送ソフト「Sony | Music Center for PC」を、Ver 2.0にアップデートすると予告した。UX、UIを根本的に見直すという。

 従来のバージョンは、ユーザーからUIの古さや、X-アプリやMediaGoよりも機能や完成度が低いといった不満の声が寄せられていたという。Ver 2.0ではそれを受けて、根本的に作り直している。

 デザイン以外の改善ポイントとして、PC側で追加・更新された楽曲の表示と転送が可能になった。これにより、新たな楽曲の差分を転送するのが容易になる。

 再生対応フォーマットでは、ハイレゾファイルにおいて、WAV/AIFFの384kHz/32bitファイルが再生可能になる。USB DAC接続時の再生でも同様。

 音楽再生機能では、再生待ちリストを表示できるようになった。語学学習プレイリストの作成や転送も可能。接続したウォークマン内の楽曲表示を最適化する機能も追加されている。

 一方で、Ver 2.0になって無くなる機能もある。1つはポッドキャストのサポート。もう1つは音楽ファイルの編集機能における、結合機能。分割編集機能は引き続き搭載するが、結合はできなくなる。また、歌詞ピタから取得した歌詞データの転送機能も終了となる。