バンダイビジュアル、中江裕司監督の沖縄映画2作をBD化

-「ナビィの恋」と「ホテル・ハイビスカス」


ナビィの恋

※ジャケットとは異なります
(C)OFFICE SHIROUS/BANDAI VISUAL

7月24日発表

標準価格:各5,040円

 バンダイビジュアル株式会社は、中江裕司監督の映画「ナビィの恋」と「ホテル・ハイビスカス」の2作品を、7月24日にBlu-ray Discビデオで発売する。価格は各5,040円。仕様は下表の通り。

タイトル仕様音声品番価格
ナビィの恋本編92分
特典10分
片面2層
1080p
MPEG-4 AVC
英語字幕
劇場公開時字幕
(一部の沖縄言葉
のみ字幕有)
(1)日本語
 (リニアPCMステレオ)
BCXJ-01825,040円
ホテル・ハイビスカス本編92分
特典28分
片面2層
1080p
MPEG-4 AVC
英語字幕
日本語字幕
劇場公開時字幕
(一部の沖縄言葉
のみ字幕有)
(1)日本語
 (リニアPCMステレオ)
BCXJ-01835,040円

ホテル・ハイビスカス
※ジャケットとは異なります
(C)2002「ホテル・ハイビスカス」パートナーズ
 どちらの作品も1枚組。「ナビィの恋」には特典として、出演者や監督によるメッセージと、劇場予告編を収録。さらに、劇中曲で頭出しができる「ミュージックチャプター」機能も備えている。「ホテル・ハイビスカス」の特典は、メイキングと劇場予告編、テレビスポット。

 「ナビィの恋」は、'99年に公開された作品。久しぶりに沖縄に里帰りした東金城奈々子(あがりきんじょうななこ)は、幼なじみのケンジや、祖父母の恵達おじぃ、ナビィおばぁ、おじぃが連れてきた風来坊の青年・福之助を交えて、賑やかな新生活をスタートさせる。そんな折、ナビィおばぁの60年前の恋人だという老紳士が現れて……。

 沖縄民謡の草分け的存在の嘉手苅林昌(かでかる りんしょう)や、早弾きの名手・登川誠仁の奏でる三線(サンシン)など、沖縄の音楽がふんだんに使われているのが特徴で、歌と踊りを織り交ぜたハートフルストーリーに仕上がっている。出演は西田尚美、村上淳、登川誠仁、平良とみほか。

 「ホテル・ハイビスカス」は、2002年公開の映画。沖縄にある「ホテル・ハイビスカス」は、沖縄料理付きで宿泊料3,000円。でもお客さんの部屋はひとつだけ。ホテルを営んでいる仲宗根家は、働き者で美人の母ちゃん、三線とビリヤードが得意な父ちゃん、黒人とのハーフのケンジにぃにぃ、白人とのハーフのサチコねぇねぇ、くわえタバコのおばぁ、そして元気いっぱいな小学三年生の美恵子といった、“インターナソナル”なファミリー。新しいお客さんや、クラスの親友との大冒険など、この夏も、美恵子にとって新しい出会いがたくさん待っていた。

 仲宗根みいこによる同名漫画を原作とした映画で、3,100人の小学生から選ばれた元気いっぱいの女の子・蔵下穂波が美恵子を好演。沖縄ならではの開放感、美しい自然と、そこで暮らす人々が生き生きと描かれている。出演は蔵下穂波、照屋政雄、ネスミス、和田聡宏ほか。


(2009年 4月 20日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]