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ツイキャスがPCに最適化。スマホと同等の低遅延視聴が可能に

モイは、ライブ配信サービス「ツイキャス」においてPCからの視聴を最適化。スマホと同等の超低遅延視聴に対応した。対応ブラウザはsafari、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge(Chromium版)。

ライブ配信では、端末から配信された映像・音声を小さく区切った数秒程度のまとまりで送信し、このまとまりを複数受信してから再生を開始するため、通常、配信された動画が視聴者の端末に届くまでには数秒〜数十秒の遅延が発生する。この遅延は、まとまりを分解することで削減できるが、遅延を小さくしすぎると、ネットワークの状態によって音声の途切れなどが発生し、視聴体験が損なわれるという。

今回、ツイキャスでは、配信システムの内部構造を変更して遅延を最小化したほか、従来よりも細かい動画データ単位での配信できる規格である「CMAF」を採用し、様々なブラウザでの安定化を実現。PCでの低遅延かつ安定した視聴が可能になったという。

超低遅延視聴では、PCから視聴する際の視聴者と配信者のタイムラグがスマホ視聴と同等の1.5秒以内に低減。解像度1,920×1,080ドット、最大フレームレート60fpsの高画質なライブ配信においても、視聴者と円滑にコミュニケーションを取りながらライブ配信を楽しめるとしている。なお、オリジナル画質での視聴に加えて、ビットレートを落とした画質でも超低遅延で楽しめる。