RIAJ、2009年3月のレコード生産実績を発表

-前年比で数量が92%、金額が90%とともに減少


4月20日発表

 社団法人日本レコード協会(RIAJ)は20日、2009年3月度のレコード生産実績を発表した。

 音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比92%の2,637万枚・巻、金額は同90%の339億円で、対前年で比べると数量・金額ともに減少となった。

 同統計は、協会員47社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比85%の318万6,000枚、12cm CDアルバムは同94%の1,656万枚、アナログディスクが1万5,000枚(同155%)で、カセットテープは31万7,000巻(同69%)となっている。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDをあわせた「その他」は、前年同月比74%の2万6,000枚。「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比92%の620万3,000枚。

【2009年3月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
シングルCD計3,18616%85%2,52310%90%
12cm CDアルバム計16,56082%94%22,97889%95%
アナログディスク計150%155%230%157%
カセットテープ計3172%69%2641%70%
その他260%74%420%57%
合計20,104100%92%25,831100%94%

【2009年3月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
DVD6,20399%92%7,84798%79%
テープ・LD、その他591%381%1732%455%
合計6,262100%93%8,020100%80%


(2009年 4月 21日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]