オンキヨー、PC用アクティブスピーカーの最上位モデル

-VL Digitalアンプ搭載の「GX-500HD」。直販49,800円


PC用スピーカーのフラッグシップモデル「GX-500HD」

4月10日発売

標準価格:オープンプライス


 オンキヨー株式会社は、PC用アクティブスピーカーのフラッグシップモデルとして「GX-500HD」を4月10日より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は49,800円。ボディカラーはブラック(B)の1色。

利用イメージ

 2ウェイバスレフ型のブックシェルフ。アンプ部に同社のフラッグシップアンプで開発された独自技術の「VL Digital」を採用。デジタルノイズの変換エラーを解消し、原音に忠実で、パワフルな再生を実現するという。最大出力は40W×2ch(4Ω)。

 ウーファは10cm径。振動板には独自のA-OMFモノコックコーンを採用し、質感ある豊かな低音再生が可能だとしている。また、ツイータには外径30mm/内径18mmのリング型振動板を搭載。直径25mmのボイスコイルで駆動し、振動板中央部を駆動ポイントとする「バランスドライブ構造」を採用。ボーカル帯域の細やかなニュアンスまで再現することができるという。

 DACを内蔵し、独自のアナログ信号生成技術「VLSC」も搭載。入力端子は24bit/192kHz対応の光デジタルを1系統備えるほか、アナログステレオ入力(RCA)を2系統装備。サブウーファ用出力(RCA)と、ステレオミニのヘッドフォン出力も各1系統装備する。

フロントにボリュームつまみなどを揃える

 側板を別構造にして厚みを増すことで、不要な振動を抑えるキャビネット構造を採用。音質劣化を防ぐことができるという。フロントには電源ボタンとボリュームつまみ、ミックス可能な入力切替つまみを搭載する。

 再生周波数帯域は50Hz~100kHz、入力インピーダンスは10kΩ以上、入力感度は200mV(ボリューム最大時)、クロスオーバー周波数は3.5kHz。消費電力は40W。

 外形寸法と重量はアンプ搭載側が169×240×263mm(幅×奥行き×高さ)/6.4kg、非搭載側が169×215×263mm(同)/4.3kg。スペーサー8個やスピーカーケーブルなどが付属する。


(2009年 3月 27日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]