◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
オンキヨー、実売29,800円のハイエンドPCスピーカー
-DAC内蔵で24bit/96kHz入力対応。「VLSC」も


11月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 オンキヨー株式会社は、24bit/96kHz対応のDACも内蔵した、PC用アクティブスピーカーのハイエンドモデル「GX-100HD」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はペアで29,800円前後の見込み。

 オーディオPC「HDC-1.0」のセットモデルに付属するデジタルアンプ内蔵スピーカー以外で、単体販売されるWAVIOブランドのPC用スピーカーとしては最上位に位置するスピーカー。アンプをアナログアンプにすることで価格を抑えながら、「HDC-1.0付属スピーカーのクオリティを目指した」というモデル。

GX-100HD エンクロージャのサイズを越えた余裕のある再生音は、一般的なPC用スピーカーのクオリティを越えている

 構成は2ウェイのブックシェルフで、エンクロージャーはバスレフ。WAVIOブランドのスピーカーとしては初めて、12cm径の大口径ウーファを搭載。振動板には独自のA-OMF(Advanced Onkyo Micro Fiber)を採用。磁気回路には8cm径の大型マグネットを採用。強力な磁気回路で軽量な振動板を駆動することで、クリアかつ量感のある低域再生を実現したという。

 ツイータは新開発の3cm径リング型。外径30mm、内径18mmのリング型振動板を、同軸上に配した25mm径のボイスコイルで駆動することで、駆動ポイントから振動板の端までの間隔を最短とする「バランスドライブ構造」を採用。振動板の分割振動を抑制し、20kHz近くまでたわむことなくピストンモーションで駆動できるという。

 スピーカー全体の再生周波数帯域は、50Hz~100kHz。クロスオーバー周波数は2kHz。振動板を固定するイコライザーにも独自構造を採用することで、高次高調波の歪み成分を低減させている。

12cm径の大口径ウーファを搭載 ツイータは新開発の3cm径リング型

 24bit、96/48/44.1/32kHzに対応したDACを内蔵。独自のアナログ信号生成技術「VLSC」も備えている。デジタル入力は光デジタル×1、同軸デジタル×1を用意。アナログステレオ入力はRCAを1系統備えている。さらに、サブウーファ用出力(RCA)と、ヘッドフォン出力も各1系統用意する。

 内蔵アナログアンプの出力は15W×2ch(4Ω時)。入力インピーダンスは47kΩ以上。消費電力は34W。外形寸法と重量は、右チャンネルが140×194×260mm(幅×奥行き×高さ)で4.5kg、左が140×180×260mm(同)で、3.3kg。各種コードやチューニング用スペーサーが付属する。

入出力端子部 従来のハイエンドモデル「GX-77M」との比較。高さがアップしているが、奥行きはほぼ同じ。PC用デスクの占有面積を変えず、エンクロージャの容積を増加させた

□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www2.jp.onkyo.com/what/news.nsf/view/GX-100HD?OpenDocument
□関連記事
【2月1日】オンキヨー、ハイコンポと同サイズのVista搭載AVパソコン
-「INTEC 205」と同じ横幅205mm。スピーカー/アンプセットも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070201/onkyo.htm

(2007年10月30日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.