三菱、IPSパネル採用の24型/1,920×1,200ドット液晶
-実売69,800円。sRGBの適正な色管理を実現
三菱電機株式会社は、24.1型/1,920×1,200ドット液晶ディスプレイ「RDT241WEX」を6月5日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は69,800円前後の見込み。カラーはブラック(BK)とホワイトの2色を用意する。
RDT241WEX |
sRGBベースで適切な色管理を可能とする液晶ディスプレイ。デジタル一眼レフユーザーや動画制作、Web製作などの用途を想定している。写真やDTPなどの一部用途においては、Adobe RGBベースの色空間が要求されることもあるが、多くの場合はsRGBでの色空間での利用が普及しており、意識的に使う場合以外は“sRGB”での使用が安全とする。そのため、sRGBベースで最適な色管理を実現できる、ディスプレイを目指して開発したという。
液晶パネルは24.1型/1,920×1,200ドットのIPS方式で、ノングレア処理を施している。輝度は380cd/m2、コントラスト比は900:1、視野角は上下/左右178度。応答速度は5ms(GTG)。
画質モードは、写真用に2モード(色温度5,000K/6,500K)を用意するほか、動画用にCG1(色温度6,500K)と、テレビ風のCG2(9,300K、ガンマSカーブ)を用意。また、輝度や色温度、シャープネス、黒レベル、ガンマなどが個別に設定可能となっている。12bitガンマルックアップテーブルの採用により、高階調できめ細かな映像表示が可能としている。
入力端子はHDCP対応DVIとアナログRGB(D-Sub15ピン)を各1系統装備する。上20度、下4度のチルト機能も備えている。消費電力は95W。スタンドを含む外形寸法は568×210.6×487.8mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約7.8kg(スタンド含む)/6kg(本体のみ)。
測定器を使わずに簡単にカラーマネージメントができるユーティリティ「EASYCOLOR!2」付属する。対応OSはWindwos XP/Vista。
(2009年 5月 20日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]