アイ・オー、14,280円の「AVeL Player」シンプルモデル
-AVCHD/ISO対応。DTCP-IP/アクトビラには非対応
株式会社アイ・オー・データ機器は、ネットワークメディアプレーヤー「AVeL Link Player」の新モデル「AV-LS500LE」を6月下旬より発売する。価格は14,280円。
「初心者でも気軽に簡単にコンテンツを楽しめる」というコンセプトのネットワークメディアプレーヤー。DTCP-IPやVODサービスを非対応にするなど、既存製品「AV-LS500VX」から機能を絞り込んだ“シンプルモデル”と位置づけている。
USB端子を装備 |
従来モデルと同様に、DLNA対応のLAN HDD、PCなどに収められた動画や音楽、静止画ファイルの再生が可能。また、本体にUSB端子を1系統備え、USB HDDなどに収めたコンテンツ再生も行なえる。AVCHDカメラで撮影した動画ファイル(MPEG-4 AVC/H.264)再生にも対応。
なお、DTCP-IPには非対応で、著作権保護されたファイルは再生できない。また、アクトビラなどのVODサービスにも利用不可。さらに、本体にHDMI出力を1系統装備するが、HDMIリンク(CEC)機能にも対応しない。
再生フォーマットは、動画がWMVやMPEG-1/2/4、H.264に対応し、1,920×1,080ドットのフルHD動画も再生可能。ビットレートはWMVが最大8Mbps、H.264が10Mbps、MPEG-2 PSが20Mbps、MPEG-2 TSが25Mbpsまでサポートする。そのほか、Motion JPEG(640×424ドット/6Mbps)やXvid(640×480ドット/1.5Mbps)の再生や、ISOファイル内の動画再生も可能。音楽はWMA/WMA9 Pro/MPEG Audio/PCM/AACに対応するが、DRM付きファイルは非対応。静止画はJPEG/BMP/PNG/GIF/TIFFに対応する。
新機能として、接続先のコンテンツをソフトウェアキーボードを利用して検索可能な「サーチ機能」や、USBで接続された機器のジャンル別/フォルダ別/最近再生したコンテンツなどをカテゴリー別に表示する「ライブラリ機能」などを備える。
再生中のズーム機能や画面位置の補正機能、画面の焼き付きを防ぐスクリーンセーバー機能も搭載。コンテンツの表示はリストモードとサムネイルモードの2種類用意。
出力端子はHDMI×1(1080p対応)、コンポジット×1、アナログ音声(RCA)×1、光デジタル×1。USB 2.0端子やEthernet端子も装備。外形寸法は約181×109×39mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約400g。専用ACアダプタ、リモコンなどが付属する。
表示画面 | サーチ機能 | 付属のリモコン |
(2009年 6月 3日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]