アイ・オー、LowProfile対応のPC用3波デジタルチューナ

-19,845円。B-CASカードをPC内に格納。自動CMカット搭載


GV-MVP/VS

6月下旬発売

標準価格:19,845円


 株式会社アイ・オー・データ機器は、LowProfileサイズにも対応するPCI Express接続のPC用3波デジタルチューナカード「GV-MVP/VS」を6月下旬より発売する。価格は19,845円。

 地上/BS/110度CSデジタル放送に対応したチューナカード。B-CASカードスロット含め、一枚基板で構成される1スロット占有型で、B-CASカードをPC内部に格納できる。付属ブラケットでLowProfile対応のPCにも搭載可能。対応OSはWindows XP/Vistaで、Vistaは新たに64bit OSに対応する。

 基板回路や部品の見直しにより、消費電力は最大2.5Wと省電力化。従来モデル(GV-MVP/HS)と比べて、約52%削減したという。BS/CSパラボラアンテナへの電源供給機能を装備する。

B-CASスロット含め一枚基板で構成LowProfileサイズ対応カードをスロットに挿した様子


自動CMカット機能

 視聴/録画ソフトは引き続き「mAgicTV Digital」を同梱。EPGや字幕放送、データ放送、双方向放送に対応する。録画番組の編集機能を強化し、今回新たに自動CM検出による「自動CMカット機能」を搭載。BD/DVDへ書き出す際に、CM部分を削って出力するもので、HDD内に録画された元データは削除されない。そのほか、複数番組の編集やダビング後のディスクへの追記編集機能なども追加。約25MbpsのBS/CS放送のビットレートもサポートする。

 インターネット遠隔録画予約機能の「どこでもmAgicTVデジタル」や、録画番組の追っかけ再生も利用できる。同社GV-MVP/H2、Hシリーズを併用し、最大8台までのマルチチューナにも対応。

 また録画した番組を、同社のLAN HDD「LAN DISK AVシリーズ」などへダビング(コピー/ムーブ)することや、メディアプレーヤー「AV-LS500VX」などへのネットワーク経由での配信も可能。

 外形寸法は約68.9×125mm(幅×奥行き/スロットカバーおよび突起部含まず)、B-CASカード装着時は約68.9×165mm(同)。本体重量は約70g。B-CASカードやLowProfile板金などが付属する。


(2009年 6月 10日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]