エコポイントの商品交換必要ポイントを発表

-交通系カードは手数料必要。割増し還元の商品券も


6月24日発表


 グリーン家電エコポイント事務局は24日、省エネ性能の高い薄型テレビやエアコン、冷蔵庫の購入に対し、一定額を還元する「エコポイント制度」について、商品交換に必要なポイント数を発表した。

 公開された商品カタログには、交換可能な商品とポイント数が紹介されている。商品は、商品券・プリペイドカードや地域産品、環境配慮製品などが用意されている。

 商品券・プリペイドカードについては、公共交通機関カードや電子マネーが含まれている。Suica、TOICA、ICOCAなどのJR系カードとPASMOについては、13,500点で12,000円分(デポジット500円含む)と交換できる。カードのデザインは通常のものと同様で数量限定となっている。

 電子マネーもEdyやnanaco、WAONなどと交換可能で、いずれも7月下旬より交換開始。Edyは手数料100ポイントが必要となる。また、「図書カード」や「クリーニングギフト券」、「パナソニックの店ギフトチェック」、「ベスト電機の商品券」などとも交換可能。

 地域型商品券についても多くの市町村が対応を表明。基本的には1点1円換算だが、関ヶ原町商品券(2,700点で3,000円分など)や、柴田スタンプ会エコポイント割増商品券(2,500点で3,000円分など)のように、還元金額を割増して商品券発行を行なうものもある。地域産品については、各地域や百貨店などが交換商品を用意している。

【交換必要ポイント例】
・Suica/PASMO/TOICA/ICOCA:13,500点で12,000円分(デポジット500円含む)
・Edy:10,100点以上を1円単位で全てEdy交換。手数料100円
・nanaco:1万円以下は全ポイントまとめて交換。1,000円単位の交換も可能
・WAON:500円単位で500WAONに交換可能
・QUOカード:1,000点から500円単位で交換
・図書カード:1,000点単位で交換。3,000円分以下は手数料として300点が必要
・全国百貨店共通商品券:5,000点で5,000円、1万点で1万円、15,000点で15,000円分と交換

・全国共通お米券:10,000点で20枚組(440円分×20)と交換
・ベスト電器商品券:3,000点で3,500円分、5,000点で6,000円分など


(2009年 6月 24日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]