「ファイアボール」、figmaのドロッセル限定版付でDVD再発売

-品薄の数量限定予約販売から受注生産へ。12月発売


ファイアボール ウィンター・パッケージ
(C)Disney.

12月22日発売

標準価格:5,880円(完全受注生産)

品番:VWDS-5506

 ウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメントは、3DCGアニメ「ファイアボール」の期間限定商品として、可動式フィギュア“figma”(フィグマ)が付属するDVD「ファイアボール ウィンター・パッケージ」を12月22日に発売する。完全受注生産となっており、価格は5,880円。受注期間は7月2日~8月31日。

figmaドロッセルのDVD限定バージョン
※デザインはイメージで、変更になる可能性があります
(C)Disney.
 既報の通り、「ファイアボール」のDVDは、数量限定で8月19日に発売(5,880円/VWDS-5470 )される。しかし、予約が殺到しており、現在は入手困難な状況になっているという。また、それとは別に、グッドスマイルカンパニーのアクションフィギュア「figma」シリーズの新製品として、「ファイアボール」に登場するキャラクター、ドロッセルのフィギュア(3,200円)も6月に発売されており、こちらも品薄な人気商品になっている。

 12月22日に発売される「ファイアボール ウィンター・パッケージ」は、DVDの追加発売の要望に応える商品となっており、DVD自体は8月に発売されるものと同じだが、新たに「ドロッセル」のfigmaが付属する限定仕様になっているのが特徴。さらに、通常のフィギュアではなく、12月のシーズンに合わせ、ウィンター・バージョンになっている。

 なお、8月発売のDVDには執事“ゲデヒトニス”のペーパークラフトと、劇中にも登場する、謎の“お猿”のプラモデルが付属していたが、今回のウィンター・パッケージには、ドロッセルのみが付属する。通常DVDとウィンターDVDの価格は同額の5,880円。

 「ファイアボール」は、ディズニーが日本国内制作した新感覚のフル3DCGアニメーション。ディズニー・チャンネルなどで放送された。プロデュース/監督/脚本は、ディズニー・チャンネル ジャパンのクリエイティブ・ディレクター荒川航が担当。キャラクター・デザインは、「機動戦士ガンダム00」のメカニック・デザインなどで知られる福地仁が担当している。

 舞台はロボットによる貴族政治が終焉を迎えようとしている、とある惑星。外界から隔離された無機質な屋敷で暮らしているのは、先代が遺した書物で外界のことを学ぶ、フリューゲル公爵の娘“ドロッセル”。そして、屋敷に2万年以上仕えている忠実な執事“ゲデヒトニス”という、2体のロボット。

 作品はこのロボット達による、他愛ない会話劇で構成。各話約2分という短い作品だが、その中にオフビートな笑いと、独特のテンポを凝縮。随所に現代社会へのリンクも散りばめ、ユニークで不条理な世界を出現させている。ディスクには全13話(約23分)を収録。さらに、メイキングや、「東京国際アニメフェア 2008」で上映されたトレーラー、CMなどを収録。さらに、PC用のオリジナルスクリーンセーバーも収めている。また、各話解説やポートレート集などを盛り込んだブックレットも同梱する。


(2009年 7月 3日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]