サン電子、ウォークマン用の車載FMトランスミッタ2製品

-エンジン連動対応。リモコン付きとホルダ付き


FMWM-003/B

7月24日発売

標準価格:オープンプライス


 サン電子株式会社は、ウォークマン用の車載FMトランスミッタ2モデルを7月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、リモコン付きの「FMWM-003/B」が5,980円前後、ウォークマン用ホルダ付きの「FMWM-002/BH」は4,980円前後の見込み。

 いずれも、WM-PORTを搭載したウォークマンに接続し、再生音を車載FMチューナにワイヤレス伝送できるトランスミッタ。車のシガーソケットより給電し、ウォークマン本体に充電できる。いずれも電源は12V/24Vに対応。両モデルの違いは、付属品やトランスミッタの周波数など。


 ■ FMWM-003/B

 トランスミッタの送信周波数は77.0/77.4/77.8/88.2/88.6/89.0MHzの6つから選択可能。低ノイズでクリアな音質を実現するというトランスミッタICとデジタルチューニング回路を採用している。切り替えは本体操作部のボタンで行なう。

 対応ウォークマンは、XシリーズのNW-X1050/1060、SシリーズのNW-S739F/738F/736F/639F/638F/636F/718F/716F/715F/616F/615F、AシリーズのNW-A829/828/919/918/916/808/806/805。

付属リモコン
 エンジンの始動と停止に連動して、ウォークマンの電源ON/再生と電源OFFを行なう「オートオペレーション機能」も搭載。また、車のエンジンがかかっている間はウォークマンのバックライトを常時点灯させるという設定も可能。ただし、上記ウォークマンのうちNW-X1050/1060は常時点灯機能が利用できない。

 「エンジンスターター風」の車載リモコンを同梱し、シガーアダプタ部に接続することで対応ウォークマンを操作可能。大型ボタンを押す回数によって再生/一時停止/曲送り/曲戻しが行なえる。エンジン始動中はリモコンのボタン中央にあるLEDが点灯し、夜間の視認性を確保する。

 外形寸法は本体操作部が90×27×19mm(幅×奥行き×高さ)、シガーアダプタ部が85×37×30mm(同)。重量は約65g。最大全長は約105cm。リモコンは、ケーブル長が約80cm、操作部の外形寸法は34×9mm(直径×厚さ)、重量は約20g。

□ニュースリリース
http://suntac.jp/news/090717a/
□製品情報
http://suntac.jp/products/sony/fmwm003.html


■ FMWM-002/BH

 ウォークマンを車内の好きな場所に設置できるホルダを付属したモデル。ホールド部にシリコン素材を使用し、ウォークマンを傷つけないという。ホルダは両面テープで固定する。

ウォークマン用ホルダが付属ウォークマン装着例
 トランスミッタの送信周波数は88.0/88.4/88.8MHzの3種類で、シガーソケットアダプタの背面にあるスライドスイッチで切り替える。FMWM-003/Bと同様に、装着したウォークマンの充電が可能。また、エンジン連動のオートオペレーション機能も利用できる。

 対応ウォークマンは、FMWM-003/Bと同じモデルのほか、NW-S706F/705F/703F/S605/603も使用可能。ただし、これら5モデルには付属ホルダを利用できない。

 シガーアダプタ部の外形寸法と重量は85×37×30mm(幅×奥行き×高さ)、約50g。ケーブル長は約70cm。ウォークマン用ホルダは98×56×42mm(同)、約80g。


(2009年 7月 17日)

[AV Watch編集部 中林暁]