ソニーの「Life-X」に、BRAVIAポストカードへの送信機能

-mixi連携/アルバム公開機能の追加や、UI改善も


「<ブラビア>ポストカード」作成画面

7月30日アップデート

 


 ソニーは、ネット上のパーソナルコンテンツをPCで一元管理できるライフログサービス「Life-X」において、「<ブラビア>ポストカード送信機能」などを追加するアップデートを7月30日に行なった。サービスの利用は無料。

「<ブラビア>ポストカード」への送信が可能になった

 新たに、同社テレビ「BRAVIA」に写真とメッセージを送る「<ブラビア>ポストカード送信機能」を追加。これまで、auの対応携帯電話(W21Kを除くWINシリーズ)から送ることができたが、新たに、Life-Xで管理する写真もパソコンから送付可能になった。送られた写真とメッセージは、対応BRAVIA(2008年3月以降に発売されたモデル)のアプリキャスト上で見られる。

 Life-Xの「コンテンツ管理」画面の左ペインにあるリストに、連携ハードウェアとしてBRAVIAが追加。写真をBRAVIAのアイコンにドラッグ&ドロップすることでポストカードが送信できる。ポストカード1通につき、写真は3枚まで送信可能。FlickrやPicasaなど連携する外部サービスの写真も同様に送信できる。

 なお、同日よりポストカードが送信できる対応携帯電話も拡大。NTTドコモの903シリーズ以降や、ソフトバンクの3Gシリーズ以降からも利用できるようになった。写真の送付は同じく3枚までで、画像サイズは1,280×960ドット程度を推奨している。

 Life-Xのそのほかの新機能として、SNSのmixiとの連携機能を追加。「mixi Connect」に対応したことで、mixi内で保存した写真をLife-Xに取り込んで管理できるようになった。写真管理で連携するWebサービスはFlickr、Picasa、フォト蔵に続き4つ目となる。

 また、コンテンツの一覧性や検索性も向上。リスト表示やサムネイル表示で一覧できるほか、並び順の変更や、コンテンツ種別/位置情報の有無などによる絞り込みもできるようになった。さらに、左ペインのアルバム一覧の操作性なども改善。ドラッグ&ドロップ操作などで、アルバム作成やコンテンツの追加などがより簡単になったという。

mixiの写真も管理可能に一覧性や検索性も大幅に改善した

 そのほかにも、Life-Xで作ったアルバムを、会員以外にも公開できる機能を追加。ミニアルバム形式のブログパーツとして貼り付けることもできる。サービス開始時に利用できる背景のテンプレートは、海をイメージした1種類のみだが、今後追加する予定としている。

 アルバム公開機能の追加を記念し、公開したアルバムを製本してプレゼントするキャンペーン「Life-X『夏の思い出コンテスト2009』」も実施。7月30日~9月30日の期間内に、夏をテーマにしたLife-Xアルバムを作成し、10個以上の写真を入れてキャンペーンサイトで公開手続きすることで、もれなくその写真を1冊のミニアルバムとして製本、プレゼントする。なお、製本時に掲載できる写真は最大32枚で、アルバム内の枚数がそれを超える場合は、ランダムに32枚が選択される。そのほか、公開アルバムの中で人気の作品に対し、旅行券10万円分などのプレゼントも用意する。

会員以外にもアルバムを公開できるようになったブログパーツとして貼り付けることも可能に期間中にアルバムを公開すると、写真が製本され、プレゼントされる


(2009年 7月 30日)

[AV Watch編集部 中林暁]