オンキヨー、DSX搭載/DLNA対応の「Integra」AVアンプ

-9.1ch対応「DTR-70.1」など3製品。Zone出力装備


「DTR-70.1」

8月下旬より順次発売

標準価格:315,000円(DTR-70.1)
       210,000円(DTR-50.1) 
       126,000円(DTR-40.1)


 オンキヨー株式会社は、「Integra」ブランドのカスタムインストール市場向けAVアンプ新モデル3製品を8月下旬より順次発売する。

 価格は9.1ch対応/実用最大出力250W×9ch(6Ω)の「DTR-70.1」が315,000円で、9月下旬に発売。7.1ch対応/実用最大出力230W×7ch(6Ω)の「DTR-50.1」が210,000円、7.1ch対応/実用最大出力190W×7ch(6Ω)の「DTR-40.1」が126,000円で、ともに8月下旬より発売する。

「DTR-50.1」「DTR-40.1」

 いずれもバージョン1.3a対応のHDMI入出力を備えたAVアンプ。DTR-70.1とDTR-50.1はHDMI入力を7系統/出力を2系統、DTR-40.1は入力6系統/出力1系統装備。

 3モデルとも、音質を追求したパーツとレイアウトが選択可能なディスクリート構成のパワーアンプを搭載。「ピュアオーディオ品質の徹底」を図っているという。ドルビーTrueHDやDTS-HD Master AudioなどのHDオーディオに対応する。

 特徴として、フロントハイスピーカーを加えて、垂直方向も含む三次元的な空間表現を行なうというドルビーのサラウンド技術「ドルビープロロジック IIz」や、さらにフロントワイドスピーカーを加えて、サラウンドを拡張する新技術「Audyssey DSX(Audyssey Dynamic Surround Expansion)」を新たに搭載した。

 Ethernetを装備。DLNA対応し、ネットワーク対応のPCやLAN HDD内の楽曲再生が可能。インターネットラジオの再生もできる。そのほか、AM/FMチューナを内蔵する。

 HDMIを利用したAVシステム連携機能「RI HD」にも対応し、パナソニックの「VIERA Link」、東芝「レグザリンク」、シャープ「AQUOSファミリンク」対応テレビなどとの連動操作を行なえる。マルチルームへの出力に対応した「Zone機能」も利用可能。

 上位機種のDTR-70.1には、映像デバイスに入力信号を1080p/24pまでアプスケーリング可能なSilicon Optix製の「HQV Reon-VX」を採用。そのほかDT-70.1のみの機能として、フロントワイドスピーカー非使用時はパッシブサブウーファ用としてのアンプ切替も可能。画像調整を入力ソースごとに設定できる「ISFモード」も搭載する。

型名

DTR-70.1

DTR-50.1

DTR-40.1

実用最大出力

250W×9ch(6Ω)

230W×7ch(6Ω)

190W×7ch(6Ω)

HDMI端子

入力7系統
出力2系統

入力6系統
出力1系統

入力端子

コンポーネント×3
S映像×4
コンポジット×5
光デジタル×3
同軸デジタル×3
アナログ音声×9

コンポーネント×3
S映像×4
コンポジット×5
光デジタル×3
同軸デジタル×3
アナログ音声×8

出力端子

コンポーネント×2
(Zone2出力含む)
S映像×2
コンポジット×3
(Zone2出力含む)
アナログ音声×4
(Zone2/Zone3出力含む)

コンポーネント×1
S映像×2
コンポジット×3

(Zone2出力含む)
アナログ音声×3
(Zone2出力含む)

外形寸法

435×455×198.5mm
(幅×高さ×奥行き)

435×427×198.5mm
(幅×高さ×奥行き)

435×376×173.5mm
(幅×高さ×奥行き)

重量

25kg

17.8kg

12.3kg

付属品

マクロ対応リモコン

価格

315,000円

210,000円

126,000円


(2009年 8月 7日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]