イーフロンティア、KlipschのiPodスピーカー

-実売2万円の「iGroove SXT」。クラスDのバイアンプ駆動


「iGroove SXT」(IGSXT)。iPhoneは別売

11月27日発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社イーフロンティアは、米Klipsch(クリプシュ)のiPodスピーカー「iGroove SXT」(IGSXT)を11月27日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後の見込み。

 中央にiPod用Dockを搭載した一体型のステレオスピーカーシステム。外形寸法が305×117×120mm(幅×奥行き×高さ)という、“A4サイズ”のコンパクト筐体を採用する。スピーカーはツイータとウーファを搭載する2ウェイ構成で、それぞれ専用アンプでのバイアンプ駆動となっている。本体側面にバスレフポートを装備する。

 iPodと接続することで、iPod内の楽曲再生や充電に対応。また、S映像出力端子を装備し、iPod内の映像出力もできる。対応iPodは第5世代iPod、iPod nano/touch/classic、iPhone 3G/3GS。ステレオミニのAUX入力も備え、iPod以外のオーディオプレーヤーなども接続可能。

「秋のヘッドフォン祭 2009」に出展されていた同製品。リモコンが付属するS映像出力を装備。また、ステレオミニのAUX入力も搭載し、iPod以外のオーディオプレーヤーも接続可能

 アンプ部はクラスDアンプによるバイアンプ構成。低域/高域専用アンプにより、ウーファからは「音痩せのしない力強くて深い低音」と、ツイータからは「歪みを排除し、広いダイナミックレンジと高解像度の透明感あふれる音」を出力できるとしている。また、電力効率が高いクラスDアンプにより、少ない消費電力で駆動可能。

 ツイータには2cm径のホーン型ユニット「MicroTractrix Horn」を採用。「高能率で低歪、音の振動を正確に伝えることが可能で、繊細さを併せ持ちながらも、ライブ感あふれる迫力あるサウンドを鳴らすことができる」としている。

 ウーファは6.4cm径ユニットを搭載し、「十分な量感を持った深みのある低音と、またバスレフポートを設けることで、ポートノイズを防ぎ、同時に広がりのある音を実現した」という。クロスオーバー周波数は4kHz。

 再生周波数帯域は60Hz~20kHz。最大出力は100dB SPL。重量は1.45kg。iPod操作も可能なリモコンやACアダプタ、ユニバーサルドックアダプタなどが付属する。

天面部側面にはバスレフポートを搭載

(2009年 11月 10日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]