オーディオテクニカ、iPod専用ヘッドフォンアンプ「AT-HA35i」
-iPodトランスポートとアンプを一体化。50,400円
オーディオテクニカは、iPod内の音楽ファイルをデジタルのまま取り出し、内蔵DACでアナログに高音質変換し、増幅するヘッドフォンアンプ「AT-HA35i」を2月19日に発売する。同軸デジタル出力も備え、iPodトランスポートとしても利用できるのが特徴。価格は50,400円。
対応するiPodはclassic、nano、touch、video。iPhoneには非対応。
iPodトランスポートとヘッドフォンアンプを組み合わせた製品。天面にiPod接続用のDock端子を備え、iPodから音楽ファイルをデジタル信号のまま取り出し、「AT-HA35i」内蔵DACで高音質なD/A変換を行ない、内蔵ヘッドフォンアンプでドライブ。1台でiPodの高音質なヘッドフォン再生環境が実現できる。ヘッドフォン出力は標準ジャック1系統。
また、同軸デジタル出力も装備。単体DACやDAC内蔵プレーヤー、AVアンプなどにデジタル信号のまま出力するiPodトランスポートとしても使用できる。出力はアナログ(RCA)×1も装備。S映像出力も備えており、iPod内の映像をテレビに出力する事もできる。
2009年10月の新製品発表会で展示された「AT-HA35i」 | 背面。同軸デジタル出力、アナログRCA出力も備えている | 付属のカード型リモコン |
対応サンプリング周波数は32、44.1、48kHz。ヘッドフォンアンプの最大出力は440mW×2ch(16Ω)、250mW×2ch(32Ω)、125mW×2ch(64Ω)、25mW×2ch(300Ω)、全高調波歪率は0.05%以下。チャンネル間クロストークは-65dB以下。S/N比は100dB。ライン出力の出力インピーダンスは330Ωで、全高調波歪率は0.01%以下。S/N比は105dB。
外形寸法は105×135×44mm(幅×奥行×高さ)で、重量は485g。
(2010年 1月 22日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]