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オーディオテクニカ、iPodのデジタル伝送対応アンプ

−デジタル出力付でトランスポート利用も可。5万円


AT-HA35i

2010年春発売

標準価格:50,400円

 株式会社オーディオテクニカは、iPod内の音楽ファイルをデジタルのまま取り出し、内蔵DACでアナログ変換し、増幅するヘッドフォンアンプ「AT-HA35i」を2010年春に発売する。同軸デジタル出力も備え、iPodトランスポートとしても利用できるのが特徴。価格は50,400円。

 なお、対応するのはnano、mini、touchなどを含むiPodのみになる予定で、iPhone 3G/3GSはサポート外となる。しかし、展示の試作機にiPhone 3GSを乗せたところ、iPodと同様に音楽が出力された。製品版でもiPhoneの画面に「このアクセサリは使用できません」という警告メッセージは表示されるが、iPhoneの音声も出力できる見込み。

 天面にiPod用Dockを備え、iPodのDock端子から音声をデジタルのまま出力。内蔵DACで高品位なD/A変換を行なった後、増幅できるヘッドフォンアンプ。DACはAKM製のものを採用しているが型番は現時点で非公開。「S/Nを重視し、ハイグレードのものを使っている」(同社)という。対応サンプリング周波数は32kHz、44.1kHz、48kHz。

背面。同軸デジタル出力、アナログRCA出力も備えている
付属のカード型リモコン。主な操作が行なえる
 ヘッドフォン出力は標準プラグを前面に1系統装備。「FETのバッファアンプなどを用い、ローノイズと広ダイナミックレンジをコンセプトに新設計した」(同社)というヘッドフォンアンプの最大出力は440mW×2ch(16Ω)、250mW×2ch(32Ω)、125mW×2ch(64Ω)、25mW×2ch(300Ω)。全高調波歪率は0.05%以下。チャンネル間クロストークは-65dB以下。S/N比は105dB。

 また、同軸デジタル出力も装備。iPod用トランスポートとして動作し、外部のDACと組み合わせた使用も可能。さらにアナログ音声出力(RCA)も1系統備えており、単体DACとしても活用できる。ラインの出力は可変で、リモコン操作可能。定格出力は2Vms、可変出力範囲は+6dBV〜-42dBV。出力インピーダンスは330Ω。全高調波歪率は0.01%。S/Nは105dB。

 S映像出力も備えており、iPod内のビデオ映像をテレビに出力する事も可能。リモコンも付属しており、ボリューム調整や楽曲の再生、停止、再生モード変更などの各種操作が行なえる。電源はACアダプタを使用。外形寸法は105×135×44mm(幅×奥行き×高さ)。


松下和雄社長
 発表会に登壇した松下和雄社長は、同社製品の動向について「BoAさんをイメージキャラクターに起用したSOLID BASSシリーズが大変好調で、ヒット商品になっている。また、女性向けイヤフォンとして投入したATH-CKF300“Bloom”により、女性からの認知度も拡大している」と説明。

 日本国内のヘッドフォン市場については「現在200億円規模に達しており、右肩上がりに市場全体の売り上げは上昇している。これに伴い、新規参入メーカーも増えているが、我々の国内シェアは現在23〜24%程度だと考えている」と分析。

 「用途もプレーヤーだけでなく、ゲーム機や携帯電話にも広がり、若い人を中心に携帯電話で音楽を聴く人も増えている。今後も多様なニーズ、価値観、ライフスタイルに合わせた商品を開発していきたい」と語り、BluetoothヘッドセットやiPod用ポータブルアンプなど、多様な新製品の発表へと繋げた。

Bloomで女性からの認知度も拡大 日本国内のヘッドフォン市場は現在200億円規模 ヘッドフォンの使用用途も多様化している


(2009年 10月 15日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]



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