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シャープ、10倍録画/微細化高画質の新「AQUOSブルーレイ」

−2番組AVC録画+スカパー!HD録画対応。実売10万円〜


4月24日発売

標準価格:オープンプライス


 シャープは、10倍長時間録画やスカパー! HD録画に対応したBlu-rayレコーダ「AQUOSブルーレイ」の新モデル「BD-HDW55」と「BD-HDW53」を4月24日に発売する。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格は500GB HDD搭載のHDW55が11万円前後、320GB HDD搭載のHDW53が10万円前後。

BD-HDW55(左)、BD-HDW53(右)

 2009年10月発売のBD-HDW50(1TB)/HDW45(500GB)/HDW40(320GB)と同様の、高いマルチタスク性能が特徴で、デザインの変更やスカパー! HDや長時間録画対応、ネットワーク機能強化などを図った。なお、1TBモデルのHDW50は上位機種として引き続き販売される。

 BD-HDW55/53のHDD以外の主な仕様は共通。地上/BS/110度CSデジタルチューナ2基に加え、地上アナログチューナを1基搭載。従来モデルと同様に、MPEG-4 AVC/H.264トランスコーダーを内蔵し、ハイビジョン解像度のままAVC録画が可能で、新たにAVC録画において、最長で約10倍の長時間録画が可能となった(従来モデル8.5倍)。

 「新トランスコーダー」を搭載することで、録画画質を向上。アルゴリズム改善や、トランスコード時にノイズ低減処理を組み合わせることで、最長10倍の長時間録画時でも画質劣化を抑えることが可能となったという。

 デジタル放送を2番組同時にAVC変換して録画可能で、2番組同時AVC録画中も、BDビデオディスクの再生や、HDDからBDへの高速ダビングなどが可能となっている。

新デザインを採用。CMキャラクターには本木雅弘さんを採用する BD-HDW55 前面にB-CASカードスロットやUSB端子を装備する

 また、デジタル放送のデータ放送同時記録「高画質順録り」も改善。従来モデルはDRモードと2/3倍モードではデータ放送をそのまま記録、それ以上の長時間録画モードでは、データ放送を省いて記録していた。新AQUOSブルーレイでは、10倍(HD10)などの長時間記録モードでもデータ放送の同時記録のON/OFFが選択可能となった。いずれの録画モードでも音声形式はAACのまま記録される。

 EPGからの録画予約に対応するほか、新たに類似番組検索などが可能な「かんたん番組検索」機能を搭載。予約時や番組リストから、「類似番組検索」を選ぶことで、番組名や詳細情報から類似した番組を検索できるようになった。また録画した番組の番組情報から、出演者やタイトルなどのキーワードで絞り込んで検索できる。検索履歴は6件まで保存される。

 音声の切り替わりを検出し、自動でチャプタを付与する「Wおまかせオートチャプター」も搭載。2番組同時録画時にも適用可能で、CMスキップやカット編集などに活用できる。録画した番組の1.5倍速早見再生にも対応する。

類似番組検索を新搭載。番組名などから一致する番組を自動で取得/表示する
番組表や録画リストからキーワード検索が可能

 記録可能メディアは、BD-R/REとDVD-R/RW、DVD-R DL。AVCRECなどDVDへのハイビジョン録画機能は備えていない。BDへの直接録画にも対応している。HDDから、BDへのダビングは、1.5〜10倍までの14段階にレートを指定できる「おまかせダビング」が可能となっている。

 新たにBD-REディスク上での編集に対応。HDDと同様にチャプタ分割/結合や、シーン消去が可能となった。また、BD-REディスクでは、ディスクに書き込んだ予約情報を、対応のBDレコーダ内蔵AQUOSやAQUOSブルーレイに引き継いで予約が行なえる「マイディスク予約」に対応。1枚のBD-R/REディスクに、毎日/毎週予約も含め8番組の予約設定が行なえる。

 


■ スカパー! HD/CATVなど外部機器連携録画も強化。「微細化高画質」も

ネットワーク機能を強化

 ネットワーク関連機能の強化も新モデルの特徴。スカパー! HDチューナからEthernetを介して番組を録画する「スカパー! HD録画」に対応。2番組の同時録画中でも、1系統のスカパー! HDの録画が可能で、最大3番組のハイビジョン録画を同時に行なうことができる。

 DTCP-IP/DLNAサーバー「ホームネットワーク」機能も新搭載。BD-HDW55/53のHDDに録画した番組を別室のホームネットワーク対応AQUOS(後日発売予定)から視聴可能になる。また、アクトビラビデオ・フルにも対応。アクトビラのビデオダウンロードにも後日対応予定としている。

 i.LINK端子も装備し、CATVセットトップボックスとの連動録画に対応する。USB端子も備えており、AVCHDビデオカメラで撮影した映像をHDDに取り込み、BD作成が行なえる「ハイビジョンカメラダビング」機能も搭載。ビデオカメラから直接BDに録画することも可能となっている。JPEG画像の取り込みも可能で、CD-Rへの写真保存も行なえる。

 携帯電話などポータブル機器用の動画ファイル(MPEG-4 AVC)を作成する「高画質番組持ち歩き」も搭載。最高640×360ドット/30fpsと、ワンセグ(320×180ドット/15fps)よりも高解像度/フレームレートで録画するため、ポータブル機器でより高画質な番組再生を行なえる。

背面。HDMIなどを装備する

 HDMI出力は1系統で、液晶テレビAQUOSのリモコンでレコーダを操作可能にする「AQUOSファミリンクII」に対応。専用のGUI「ファミリンクパネル」でレコーダの操作が行なえる。

 画質面では、新たに「微細化高画質技術」を搭載。専用のLSIにより、エッジの鮮鋭化処理や色滲みの低減を行ない、精細感を向上するもので、長時間モード録画番組で発生しがちな映像ノイズや、DVDアップスケーリング処理時の問題であったボケやエッジの粗さを改善するという。

 HDMI以外の出力端子は、D4、S映像、コンポジット、光デジタル、同軸デジタルを各1系統、アナログ音声を2系統装備。入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統備えている。i.LINKやUSB、Ethernetも搭載する。

 消費電力は36Wで、待機時消費電力は0.8W。本体前面のスイッチを「入」にすることで、待機時消費電力を0.2Wまで抑える「エコモード」も搭載。エコモード利用時にはリモコン操作を受け付けず、予約録画以外の動作を行なわないため、「長期の旅行時やお休み前など向け」としている。

 外形寸法は434×301×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量が約4.5kg。リモコンが付属する。

エコスイッチも装備 リモコン


(2010年 3月 25日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]