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'09年で最も売れたBDは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」

−GfK発表。DVD含めた数量No.1は「崖の上のポニョ」


3月31日発表

 ジーエフケーマー・ケティングサービス・ジャパン(GfK)は31日、2009年でDVD/BDソフトの販売数量が最も多かったメーカー(発売元)と、タイトルを表彰する「GfK Certified DVD ソフト2009」を発表した。

 2009年で最も売れたDVDタイトルは「崖の上のポニョ」、Blu-rayソフト単体では「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.1)」となった。

 全国のCD/DVD販売店やレンタル店(メディアストア)、家電量販店、総合量販店、Eコマースでの販売データを収集し、2009年1月1日から12月31日の販売実績を合算集計した結果に基づいてトップシェアメーカーとタイトルを決定したもの。

 昨年までは、DVDソフト全体(Blu-rayソフト含む)の「映画部門」、「アニメ部門」、「TVドラマ部門」、「'08年販売数量No.1タイトル」の4部門のみだったが、本年度からBDソフト単体の2部門(「販売数量シェアNo.1メーカー」、「2009年販売数量No.1タイトル」)を加えた合計6部門を表彰している。本年度もDVDソフト全体の4部門は、BDソフトを含めた集計になっている。

崖の上のポニョ DVD版
(C)2009 Studio Ghibli
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.11 YOU ARE (NOT) ALONE BDビデオ版
(C)カラー

■ BDソフト1位は「ヱヴァ新劇場版:序」。メーカーはバンダイビジュアルが首位

 今回新設された、BDソフト単体での2009年販売数量No.1タイトルは、キングレコードから発売の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.1)」。10万枚以上の売上を記録し、2位のタイトルと2倍以上の差を開けて、首位を獲得した。チャネル別ランキングでもメディアストア、家電量販店、Eコマースの3チャネルで首位となっている。

 BDソフト部門販売数量シェアNo.1メーカーは、販売数量シェア15.4%でバンダイビジュアルとなった。「ガンダム」や「マクロスF(フロンティア)」シリーズなど、強力なアニメタイトルをラインナップしたことが要因としている。

 次いで、2位は12.2%で「ワーナー・ホーム・ビデオ」、3位は7.7%で「ソニー・ピクチャーズエンタテインメント」。


■ DVDでは「崖の上のポニョ」。映画/ドラマ部門シェア1位はワーナー

 DVDソフト全体の2009年販売数量No.1タイトルは、ウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント(ウォルト ディズニー)の「崖の上のポニョ」が受賞。販売数量は同社の集計チャネル合算で63万枚を超えるという。

 どのチャネルにおいてもランキング首位あるいは2位に位置づけており、GfKでは「普段DVDソフトを購入しないライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広い層から熱い支持を得たことが、同タイトルを首位に押し上げた要因のひとつ」と分析している。

 DVDソフト販売数量シェアNo.1メーカーも発表。映画部門では、販売数量シェア17.3%でワーナー・ホーム・ビデオが1位となった。「ハリー・ポッターと謎のプリンス」などの新作のほか、豊富な旧作で多彩なラインナップを展開したことが首位の要因としている。

 2位は、前年から1つ順位を上げたソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(11.3%)、3位は20世紀フォックス ホームエンターテイメント(9.4%)。上位3社は前年と同じ顔ぶれとなった。

 アニメ部門では、「崖の上のポニョ」や「ウォーリー」などをラインナップしたウォルト ディズニーがシェア16.8%で首位を獲得。前年1位だったバンダイビジュアルはシェア15.2%で2位。3位はシェア13.1%で、「空の境界」、「化物語」などのライトノベルや漫画が原作のアニメシリーズの売上が好調だったアニプレックスがランクインした。

 ドラマ部門では、ワーナー・ホーム・ビデオがシェア26%で、映画部門に続き、また前年に引き続いて1位を獲得した。「ターミネーター:サラ・コナー クロニクル」シリーズ が好調で、同シリーズがTVドラマタイトル年間販売数量ランキングにおいて、1位から3位までを独占した。2位はフジテレビジョン(9%)、3位は東京放送(7.7%)。


(2010年 3月 31日)

[ AV Watch編集部 大類洋輔]