サイバーリンク、3D対応「PowerDVD 10」パッケージ版
-4月23日発売。アップデートでBlu-ray 3D対応
サイバーリンクは、Blu-rayにも対応する動画再生ソフト「PowerDVD 10」のパッケージ版を4月23日より発売する。Blu-ray 3D対応予定の「Ultra 3D」とスタンダード版の2バージョンを用意し、価格は5,800~13,440円。対応OSはWindows XP/Vista/7。
ダウンロード版は3種類をラインナップし、3月24日から販売開始されており、4,900円~11,800円。
バージョン | Blu-ray再生 | 3D動画再生 | 価格 |
PowerDVD 10 Ultra 3D | ○ | DVDの2D→3D変換 Blu-ray 3D対応予定 | 13,440円 |
PowerDVD 10 Ultra 3D アップグレード版 | 11,340円 | ||
PowerDVD 10 Standard | - | - | 5,800円 |
「Ultra 3D」は、動画の3D再生に対応した上位バージョン。2DのDVDを再生する際に、2Dから3Dにリアルタイムで変換しながら再生可能な「TrueTheater 3D」を搭載した。別途3D対応ディスプレイとビデオカード、3Dメガネを用意することで視聴できる。
さらに、Blu-ray 3Dなどの3D方式に対応する「Mark II」にアップデートする予定。アップデート時期は未定だが、Blu-ray 3Dタイトル発売時期には無償アップグレードで対応するという。フレームシーケンシャル方式のほか、放送などで使われるサイドバイサイドやトップアンドボトム、チェッカーボードなどの各方式に対応する。
視聴方法についても、パナソニック/ソニーのテレビやNVIDIAの3D Visionなどで採用されているアクティブシャッターメガネのほかに、ポラライズド(パッシブ/偏光メガネ)や、アナグリフ(赤青メガネ)の各方式もサポート予定。
Ultra 3D/Standardともに、CPU/GPUへの最適化を進めて、Intel/NVIDIA/ATIの最新グラフィックチップセットをサポート。新たに搭載した「TrueTheater Noise Reduction」により、ビデオファイルのノイズを軽減。ビデオカメラでの撮影時に起きた手ブレやノイズを緩和する「TrueTheater Stabilizer」も搭載している。新たにFLV形式にも対応している。
(2010年 4月 9日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]