パナソニック、新IPSα搭載42型VIERAを3カ月発売延期

-「関連部品の調達遅れ」のため9月発売に


5月24日発表

標準価格:オープンプライス


TH-L42D2
 パナソニックは24日、6月11日に発売予定だった液晶テレビ「VIERA」の42型「TH-L42D2」の発売を9月に延期すると発表した。なお、詳細な日程については、確定次第同社のサイトなどで案内するとしている。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22万円前後の見込み。 

 TH-L42D2は、同社の国内液晶テレビとしては初の42型となり、IPSアルファテクノロジ製の「新IPSαパネル」を採用したモデル。今回の延期の理由については、「関連部品の調達遅れ」としている。なお、同日に発表された、TH-L42D2以外の5モデルについては4月23日に発売されている。

 パナソニックは従来、37型までは液晶で、42型以上はプラズマでというパネル戦略をとっていたが、TH-L42D2では、兵庫県姫路市のIPSアルファテクノロジの新工場において製造した42型のフルHDパネルを採用している。また、エッジライト方式のLEDを採用しており、2010年度のエコポイント対象製品となっている。


(2010年 5月 24日)

[AV Watch編集部 古川 敦]