ソニー、37,800円のSACDプレーヤーエントリー機

-上位機のノウハウを踏襲した「SCD-XE800」


SCD-XE800

8月21日発売

標準価格:37,800円


 ソニーは、SACDプレーヤーのエントリーモデル「SCD-XE800」を8月21日より発売する。価格は37,800円。

 上位機種「SCD-XA5400ES」の基本設計を踏襲したというエントリーモデル。メカブロックやハイプレシジョンサーボなどは上位機と同等で、電源やグランド処理などにも上位機のノウハウを活用。クリアで広がりある音質を実現するという。

 SACDとCDの再生が可能なSACD/CDプレーヤー。マルチチャンネルSACDの再生には対応しないが、ソニーVAIOの「Sound Reality」、「SonicStage Mastering Studio」で作成したDSDディスクの再生が可能となっている。

 高精度なDSDフィルターとマルチレベルDACによる「スーパーオーディオD/Aコンバーター」を搭載し、精度の高いデジタル/アナログ変換を実現。歪みの平準化とデジタルノイズ低減を図る。オーディオ回路の電解コンデンサの選定などにこだわり音のクオリティを向上。周波数特性は2Hz~40kHz(SACD)/2Hz~20kHz(CD)、ダイナミックレンジは100dB以上(SACD)/96dB以上(CD)。

 出力端子はアナログ音声(2ch)×1のほか、CD専用の光デジタル音声出力×1、同軸デジタル音声×1を装備。消費電力は20W(待機時約0.5W)。外形寸法は約430×295×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.5kg。リモコン(RM-ASU097)が付属する。

SCD-XE800の背面リモコン

(2010年 7月 15日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]