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ソニー「BURANO」も触れるシネマ撮影コーナー、ニコン「Z CINEMA」単独エリア。CP+2026開幕

カメラと写真映像の展示イベント「CP+ 2026」が開幕。神奈川 パシフィコ横浜のリアル会場とオンラインで3月1日まで実施される。入場無料で事前登録制。ここではソニーとニコンの動画撮影機ゾーンを中心に、見所となっている展示をレポートする。

ソニー

左からレンズテクノロジー&システム事業部 ビジネス1部 統括部長 須崎光博氏、イメージングエンタテインメント事業部/レンズテクノロジー&システム事業部 事業部長岸政典氏、イメージングエンタテインメント事業部 カメラ事業部門カメラビジネス部 統括部長 町谷康文氏

ソニーブースでは、今年もCinema Lineを展開するシネマ撮影エリアを用意。今回はCineAltaカメラの「BURANO」も用意し、来場者が自由に体験できるようになっている。

コンシューマー向けのイベントには滅多に登場しない「BURANO」が展示

今回は、「VENICE 2」やBURANOなどのCineAltaカメラで撮影された作品を紹介する「Shot on Sony」も前面に打ち出し、映画撮影で活躍するCineAltaカメラから、コンシューマー層も手に取れるFXシリーズまで幅広い映像撮影向けカメラを展開していることをアピールするブース作りを心がけたとのこと。

これまではブースの内側にあった「Shot on Sony」を前面にアピール
暖色の光源を使用したスタジオを用意している

BURANOのとともに「FX6」「FX3」が横並びに展示されており、上部のモニターでそれぞれの撮影映像を表示。暖色系の照明を使ったバー風のスタジオを撮影する際にも、揃った色合いで撮影できるほか、それぞれに触れることで、同じオペレーションで操作できることがわかるようになっているとのこと。

FX6
FX3
それぞれの映像が上部のモニターに映されているので、色味や映りを比較できる

CP+では初展示となる「FX2」も注目の機種。特徴的なファインダーを備えるほか、FX3とよりも高解像なセンサーを備えることで、FX3のサブ機や、1人で動画と静止画の両方をカバーしているクリエイターから支持されているとのことだ。

FX2

「FX30」や「PXW-Z300」「PXW-Z200」なども用意され、各カメラから映像を集約して操作できる「Monitor&Control」アプリのデモも行なっている。

Cinema Line、XDCAM/NXCAMをズラリと展示
Monitor&Controlで各カメラの映像を制御できる

また、CP+では初となるXYNのエリアも登場。「空間コンテンツ体験」コーナーとして、3Dコンテンツの体験が行なえる。

XYNのブースが登場

静止画から3DCGアセットを生成できる空間キャプチャソリューションを使用したコンテンツを展示しているのだが、今回、3DCD未経験の鉄道写真家の中井精也氏、フォトグラファーのonotch氏、Amatou氏が制作したコンテンツを用意。

XYNの空間キャプチャソリューションは、アプリの指示に従って撮影することで、その撮影した空間を3DCGの空間にできるというもの。XYNの編集アプリ上で、別撮りした被写体を組み合わせることも可能なため、3DCG化した背景に、別撮りした3DCGの自身を組み合わせたようなコンテンツも簡単に作成でき、実際に制作したカメラマン達にも好評だったという。

また「相棒」シリーズの会田正裕監督がVENICEエクステンションシステムMini2台を使用して撮影した映像作品「Laundry」を3Dモニターで視聴できる。

これらのコンテンツを視聴できる小型の3Dディスプレイの試作機が参考展示。スマホ大のディスプレイに、目を感知するカメラを搭載したデバイスで、スマホやPCと接続して使うことを想定しているとのこと。

ニコン

Z CINEMAコーナー

ニコンのブースでは、動画撮影機のZ CINEMAシリーズ単独のエリアを用意。ブース全体は「Nikon Play Park」をコンセプトとして、緑やパステルカラーを基調としたデザインの空間を用意しており、その中に黒いボックス状のZ CINEMAエリアを展開することで存在感をアピールしている。

ニコンブース全体は「Nikon Play Park」をコンセプトとした明るく、誰でも入りやすいブースになっている

Z CINEMAのコーナーでは、REDの「KOMODO-X」とZR3台を展示しており、用意された被写体を自由に撮影できるようになっている。撮影している映像は上部のモニターに映し出されており、REDのR3Dコーデックと、ZRのR3D NEコーデックの色を見比べることができる。

KOMODO-X
ZR
ZRは3台体制で展示されている

また、様々な指向性に切り替え可能なショットガンマイク「ME-D10」の収録音声を体験できるコンテンツを用意。実際に異なる指向性で収録された音声を聴き比べることができる。カメラと被写体の位置関係と、各指向性の範囲のイメージを表示する映像が用意されており、音の違いや、マイクの特性のイメージも掴みやすくなっている。

ショットガンマイク「ME-D10」の収録音声を聴けるコーナー
カメラの位置や指向性の範囲が視覚でもわかるコンテンツになっている

また、映画監督のマイケル・ベイ専用モデルとして用意されたイエローグリーンバージョンのZR(非売品)の外装も展示している。

ZRや最新レンズ「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II」も含んだ貸出機を使える、撮影体験コーナーも用意され、注目を集めていた。

撮影体験コーナーの様子
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II

ギャラリーコーナーにもCP+では初となる映像ギャラリーを用意。各クリエイターがZRで撮影した映像コンテンツを楽しめる。

ギャラリーにも初の映像コーナーが登場