RIAJ、2010年6月のレコード生産実績を発表

-数量/金額とも増加。シングルCDは前年比133%に


7月21日発表


 日本レコード協会(RIAJ)は21日、2010年6月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比108%の2,201万枚・巻、金額が同107%の240億円で、数量・金額ともに前年を上回った。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比133%の490万2,000枚、12cm CDアルバムは同106%の1,314万7,000枚、アナログディスクが1万1,000枚(同199%)、カセットテープは26万8,000巻(同101%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比39%の3万1,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比92%の361万9,000枚。

【2010年6月のレコード生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計4,90227%133%3,51517%124%
12㎝ CDアルバム計13,14772%106%16,52781%103%
アナログディスク計110%199%130%100%
カセットテープ計2681%101%2001%99%
その他310%-390%-
合計18,358100%112%20,294100%107%

【2010年6月の音楽ビデオ生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD3,61999%92%3,61397%110%
テープ・その他291%46%943%96%
合計3,648100%91%3,706100%109%


(2010年 7月 21日)

[AV Watch編集部 中林暁]