SCE、PS3のBlu-ray 3D対応ファームウェア公開

-バージョン3.50。HDオーディオ出力には制限も


 

システムソフトウェア、バージョン3.50が公開された

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は21日、PlayStation 3(PS3)用システムソフトウェア、バージョン3.50を公開。Blu-ray 3Dのソフトの3D再生に対応した。

 このアップデートは、16日から開催された「東京ゲームショウ2010」で公開が予告されていたもの。PS3と3D表示に対応したテレビをハイスピード規格に対応したHDMIケーブルで接続する事で、BD 3Dソフトの3D再生ができる。


アップデート内容ブースでは実際にPS3でBD 3D映画の再生デモを実施

 なお、PS3におけるBlu-ray 3D再生では音声出力に制限があり、音声出力フォーマットがドルビーTrueHDの場合、ドルビーデジタルとして出力されるほか、DTS-HDの場合はDTSとして出力される。また、コンテンツによっては、メニューや字幕などの3D表現が他の再生機器と異なる場合があるほか、BD-J機能が3D再生されなかったり動作しなかったりする場合があるという。

 3.50ではほかにも、[フレンド]で受信したメッセージを選んで△ボタンを押し、[通報する]を選ぶと、迷惑メッセージを通報できるようになったほか、Facebook対応ゲームからFacebookに公開している情報にアクセスができるようになった。アクセスの可否はユーザーが設定できる。



(2010年 9月 21日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]