QTVビデオ、Android向け動画配信サービス開始

-「イカ娘」など5千本。1年以内に3万本へ


アプリの使用イメージ。検索機能やランキングなども用意されている

 フロントメディアは、携帯電話向けに実施している動画配信サービス「QTVビデオ」のAndroid端末向けサービスを、12月7日より開始した。視聴用アプリは無料でダウロードでき、無料のコンテンツも用意するが、有料コンテンツの視聴にはポイント購入が必要。

 月額525円のプレミアム登録を行なうと525ポイントが付与され、コンテンツの価格は105ポイントから。ケータイ決済が可能で、年内にspモード、auかんたん決済などに対応予定。対応するOSはAndroid Ver1.6以降。スマートフォンタイプだけでなく、タブレット型の端末もサポートする。

 配信はストリーミングのみで、3G回線での視聴も可能。同社が開発した、Android向けの動画エンコード技術「プレミアムエンコード」を採用しており、3G回線接続時でも高画質、高音質な動画を提供できるという。


映画「ソルト」の配信ページ

 コンテンツはオープニングタイトルとして5,000本を用意。この中には、150本以上の無料作品が含まれている。また、1年以内には、携帯電話向けと同等の30,000本以上の作品配信を予定している。DRMは独自の「JUSTICE」を使用する。

 オープニングタイトルは、ドラマ「愛していると言ってくれ」や「アイリス」、「ROOKIES」、「渡る世間は鬼ばかり」、映画「ソルト」、「おとうと」、「スタンド・バイ・ミー」などを用意。

 アニメは「侵略! イカ娘」、「けいおん!」、「世紀末オカルト学院」などをラインナップ。ほかにも「ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2009-2010 A~Future Classics~」や「2010 FIFA ワールドカップ 最終強化試合 日本×コートジボワール」などを用意している。



(2010年 12月 8日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]