プラネックス、USB 2系統のメディアサーバーアダプタ

　プラネックスコミュニケーションズは、USB HDDやUSBメモリをLAN経由で使えるメディアサーバーアダプタのGigabit Ethernet対応モデル2製品を12月下旬より発売する。

　USB端子を2系統備えた「MZK-SNG02U」と、USB/SDスロット各1系統装備の「MZK-SNG02US」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格はいずれも8,400円前後。対応OSはWindows XP/Vista/7(Vista/7は64bit版もサポート)と、Mac OS X 10.4～10.6。

USBを2系統備えた「MZK-SNG02U」

　本体にEthernetとUSB 2.0端子を備え、USB接続のHDDやUSBメモリをLAN HDDなどのネットワークストレージとして利用可能にするアダプタ。

　USBを2系統備えた「MZK-SNG02U」は、2台のUSB機器を接続可能。また、USB/SDカードスロットを各1系統備えた「MZK-SNG02US」は、デジタルカメラなどで撮影した動画/静止画をSDカードからLAN内のHDDなどにワンボタンで保存できるワンタッチバックアップ機能を備える。上記以外の仕様は両モデル共通。

USBとSDスロットを各1系統備えた「MZK-SNG02US」

　接続したHDDなどの動画/音楽/静止画は、LAN内のDLNA対応テレビやスマートフォンなどで再生可能。再生対応機器は、PlayStation 3やXbox 360、Xperia、HTC Desire HD、Galaxy Sなど。複数台のパソコンやAV機器でデータが共有でき、同時ログイン数は最大8ユーザー。

　接続したUSB機器は、パソコンのiTunesサーバーとしても利用可能。接続可能なHDDなどの容量は最大2TBで、ファイルシステムはFAT32。HDDやUSBメモリを取り替えて使用することも可能だが、USBハブを介した複数台の同時接続には対応しない。

　外形寸法は72.5×60×25mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約62g。電源はACアダプタを使用する。