ソニー、USB対応PCヘッドセット「DR-ZX103USB」

-USBユニットも単品販売。カナル型も用意


USB接続に対応したヘッドセット「DR-ZX103USB」

 ソニーは、PC向けのヘッドセットとして、USB接続に対応した「DR-ZX103USB」と、アナログ接続対応のベーシックモデル「DR-XZ102DPV」を2月10日に発売する。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格は「DR-ZX103USB」が4,500円前後、「DR-XZ102DPV」が2,500円前後。

 さらに、アナログ接続のヘッドセットをUSB接続に対応させるためのアダプタ「UAB-350」も2月10日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は2,500円前後。

 また、カナル型(耳栓型)イヤフォンタイプのヘッドセット「DR-EX13DPV」も2月10日に発売。価格はオープンで、店頭予想価格は2,000円前後。


DR-ZX103USBDR-ZX102DPVDR-EX13DPV


■DR-ZX103USB/DR-XZ102DPV

DR-XZ102DPVはブラック、ホワイト、ピンク、ブルーの4色を用意する

 Skypeなどのボイスチャットに対応できるヘッドセット。2モデルの違いはUSB接続機能の有無で、ZX103USBはUSB接続用のアダプタを同梱したモデルとなる。

 カラーバリエーションが異なり、ZX103USBはブラックとレッドの2色。DR-XZ102DPVはブラック、ホワイト、ピンク、ブルーの4色。

 両モデルとも、30mm径のユニットを採用。マイクはケーブルの途中に備えている。ケーブルの先にはステレオミニの入力プラグと、マイク接続用のプラグを個別に備えている。ZX103USBの場合は、付属のUSB接続アダプタに、ステレオミニとマイクプラグを接続。USB接続アダプタをPCとUSB接続し、PCからUSBオーディオデバイスとして認識・利用できる。


ハウジングはフラットに折り畳み可能ZX103USBはブラックとレッドの2色を用意するUSB接続アダプタ

 ボリュームやマイクミュートをUSBアダプタで操作可能。USB接続することで、ノイズを抑えたクリアな音質を実現するという。なお、XZ102DPVも別売のUSB接続用アダプタ「UAB-350」を介して、同様のUSB接続が可能となる。

 また、両機種ともヘッドフォン機能のみの利用も想定。ステレオミニの入力プラグに、マイクプラグを収納できる「プラグレストストラクチャー」を備えており、マイクプラグを使わない場合に、プラグがブラブラするのを防いでいる。

USB接続アダプタにイヤフォン入力とマイク入力を接続したところイヤフォンプラグの付け根にマイクプラグを挿入できる「プラグレストストラクチャー」機構USB接続アダプタ単品版はブラックとホワイトのカラーバリエーションを用意する

 ハウジングは密閉型で、フラットに折り畳みも可能。再生周波数帯域は12Hz~22kHz、インピーダンスは24Ω。ZX103USBのケーブルは1.5mで、USBケーブルが1.2m。ZX102DPVのケーブルは2.5m。ヘッドセット部分の重量はどちらも120g。

 別売USB接続ユニット「UAB-350」は、ブラックとホワイトのカラーバリエーションを用意。USB接続ケーブルの長さは1.5m。重量は25g。

 



■DR-EX13DPV

カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ホットピンク、ペールピンク、ターコイズブルー、イエロー

 9mm径のユニットを採用したカナル型のヘッドセット。イヤーピースはハイブリッドシリコンタイプで、内側が固く、音道の形状を確保するのが特徴。S/M/Lサイズを同梱する。

 マイクはケーブルの途中に装備。入力プラグはステレオミニで、マイクプラグも装備。「プラグレストストラクチャー」機構も備え、通常のイヤフォンとしても活用できる。

 カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ホットピンク、ペールピンク、ターコイズブルー、イエローで、ハウジングと同じカラーのケーブルを採用する。再生周波数帯域は8Hz~22kHz、インピーダンスは16Ω。ケーブルの長さは1.2m。重量は3g。



(2011年 1月 26日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]