オーエス、パッシブ3D映像向けのスクリーン生地
-アミューズメント施設向け。クロストーク低減
張込スクリーン「PAシリーズ」に使用した場合の3D映像投写イメージ |
オーエスは、プロジェクタ用スクリーン生地として、パッシブ型3D映像向けの「SD201」を、アミューズメント施設などに向けて3月24日より発売する。張込スクリーンとセットで販売され、価格はオープンプライス。100型の張込スクリーンと組み合わせた「PA-100H-SD201」の想定価格は23万円前後。
アミューズメント施設などにおける、フルHDの3D映像投写を想定したシルバースクリーン。2台のプロジェクタを使って左右の目に映像を見せる際に、映像が正しく重ならずにダブって見えるクロストークを低減させるため、従来製品の「シルバースクリーン SD」を改良。右目/左目用それぞれの映像を拡散させず、2重画像を防ぐ偏光性の高さが特徴で、クロストーク率0.4%を実現した。クロストークの最高値(完全に重なった場合)は0%だが、「0.4%はほとんど肉眼で気が付く範囲ではない」としている。
「SD201」と組み合わせて販売される、アルミフレームを用いた張込スクリーン「PAシリーズ」のサイズは2,032×1,524mm(幅×高さ)~4,428×2,491mm(同)の13種類で、計26モデルを用意する。サイズのバリエーションは下表の通り。
PAシリーズの200型を使った3D映像投写のテスト風景 | SD201の特性 |
型番 | スクリーンサイズ(幅×高さ) | 外形寸法(幅×奥行き×高さ) | 重量 |
PA-100V-01/02-SD201 | 2,032×1,524mm | 2,236×43×1,739mm | 12.0kg |
PA-120V-01/02-SD201 | 2,438×1,829mm | 2,642×43×2,044mm | 14.0kg |
PA-150V-01/02-SD201 | 3,048×2,286mm | 3,252×43×2,501mm | 19.5kg |
PA-170V-01/02-SD201 | 3,454×2,591mm | 3,658×70×2,806mm | 33.0kg |
PA-200V-01/02-SD201 | 4,064×3,048mm | 4,268×70×3,263mm | 38.0kg |
PA-100H-01/02-SD201 | 2,214×1,245mm | 2,418×43×1,460mm | 12.0kg |
PA-110H-01/02-SD201 | 2,435×1,370mm | 2,639×43×1,585mm | 13.5kg |
PA-120H-01/02-SD201 | 2,657×1,494mm | 2,861×43×1,709mm | 14.0kg |
PA-130H-01/02-SD201 | 2,878×1,619mm | 3,082×43×1,834mm | 15.5kg |
PA-140H-01/02-SD201 | 3,099×1,743mm | 3,303×43×1,958mm | 17.0kg |
PA-150H-01/02-SD201 | 3,321×1,868mm | 3,525×43×2,083mm | 18.5kg |
PA-170H-01/02-SD201 | 3,764×2,117mm | 3,968×70×2,332mm | 32.0kg |
PA-200H-01/02-SD201 | 4,428×2,491mm | 4,632×70×2,706mm | 36.5kg |
(2011年 3月 18日)
[AV Watch編集部 中林暁]