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ソニー、25型/17型の業務用フルHD有機ELモニター

−マスモニと同じパネルを搭載。25型が627,900円


25型「PVM-2541」

 ソニーは、業務用の有機ELモニター「TRIMASTER EL」(トライマスターイーエル)に新製品を追加。高コストパフォーマンスモデルの“ピクチャーモニター”2製品を2011年第2四半期に発売する。価格は25型(24.5型)の「PVM-2541」が627,900円、17型(16.5型)の「PVM-1741」が417,900円。

 放送局のスタジオサブモニターや、映像編集室、映画・CM制作用などの映像制作の現場に提案。2月に発表した、5〜7月発売予定のマスターモニター「BVM-Eシリーズ」(25型「BVM-E250」が241万5,000円、17型「BVM-E170」が131万2,500円)と同じパネルを搭載するなど、同製品で培った技術を継承。一方で、マスターモニターで搭載している、信号の遅延を抑えたIP変換などを可能にする業務用の映像エンジンを省き、低価格化した。

 25/17型ともに独自の「Super Top Emission」構造のフルHD/1,920×1,080ドット有機ELパネルと、10bitパネルドライバーを搭載。パネルの上面から光を取り出す構造により、高輝度で表示可能なほか、マイクロキャビティ構造とカラーフィルターによって色純度を向上させ、高いコントラストを実現した。さらに、低輝度においても高い色再現性を維持することができ、低階調の色も再現可能としている。

 自発光方式である有機ELパネルを採用したことで、液晶に比べて高い動画応答速度を実現でき、スポーツなど動きの速い映像や、文字テロップなども残像が少なく滑らかに表示できることも特徴。視野角は上下左右各89度。有効画素率は99.99%。

17型「PVM-1741」

 端子は3G/HD/SD対応のSDI入出力を2系統と、HDMI入力、コンポジット入出力を各1系統装備。音声モニター端子(ステレオミニ)や、ヘッドフォン出力、コントロール端子(モジュラー/Ethernet各1)も備える。内蔵スピーカーはモノラルで、出力は1W。

 H/Vディレイや、ブルーオンリーモード、オートクロマ/フェーズ機能、センターマーカー/アスペクトマーカーのほか、スキャン表示、タイムコード表示(VITC/LTC選択)、ウェーブフォーム表示、8chのオーディオレベル表示機能を搭載。また、7つの機能を割り当てられるファンクションボタンや、メニュー選択用つまみ、LED自照式ボタンなどの作業ができるコントローラも備える。

 筐体はアルミ製。壁掛けや、VESAマウント(100mmピッチ)に対応する。17型はEIA19インチラックにも搭載できる。消費電力は25型が115W、17型が80W。AC電源で駆動するほか、25型のみDC 12V入力でも動作する。

 標準スタンド装着時の外形寸法と重量は、25型が576×171.4×424.8mm(幅×奥行き×高さ)、10.6kg。17型が436×131.4×305.6mm(同)、7.2kg。17型にはマウント用のブラケットも付属する。



(2011年 4月 11日)

[ AV Watch編集部 中林暁]