COWON、裸眼3Dポータブルプレーヤー「COWON 3D」

-4.8型3D液晶/Windows CE/64GBメモリで48,800円


ポータブルプレーヤー「COWON 3D」(3D-64G-WH)

 コウォンジャパンは、裸眼3D表示に対応したポータブルプレーヤー「COWON 3D」(3D-64G-WH)を6月10日に発売する。64GBメモリを内蔵し、直販価格は48,800円。カラーはホワイトのみ。販売台数限定製品となる。

 裸眼3D表示が可能なディスプレイを搭載したプレーヤー。OSにはWindows CE 6.0を採用している(ソフトのインストールはサポート対象外)。

 ディスプレイは4.8型のTFT液晶で、解像度は800×480ドット。サイドバイサイドの3D動画表示に対応している。また、2Dの1080/30fps動画も再生可能。拡張子はAVI、WMV、ASF、MP4、MKV、MPG・MPEG、DAT、TS、TP、TRP、M2TS、3GPに対応。コーデックはDivX 3/4/5、Xvid、H.264、WMV7/8/9、MPEG-1をサポート。動画変換用ソフト「Jet Audio」も利用出来る。


メニュー画面

 別売のHDMIケーブルやテレビ出力ケーブル(SPDIF対応)を使い、テレビに映像を出力する事も可能。3D映像もサイドバイサイドで出力でき、対応テレビで3D表示ができる。

 静止画はJPG、PNG、GIF、BMPに対応し、3DフォーマットのMPOもサポート。3D静止画も表示できる。

 対応する音楽フォーマットはMP3、WMA、FLAC、OGG、APE、ASF、WAV、TTA、MPC、WV。39種類のエフェクト効果を持つ「JetEffect3.0」や「BBE+」も利用可能。区間リピートや50~200%までの再生速度変更機能も使用できる。付属のイヤフォンは「COWON SE2」。

 IEEE 802.11b/gの無線LANを備え、Webブラウザ「Opera mobile」も搭載。なお、Operaのキーボードで日本語入力はできないが、Windows CEのキーボード機能を使い、日本語入力での検索などは行なえる。その際は、Windows CEのキーボードをOperaより先に起動しておく必要がある。

 64GBの内蔵メモリに加え、SD/SDHCカードスロットも搭載。最大32GBまでのSDHCカードが利用できる。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7。データ転送のみだが、Mac OS X 10.xと、Linux 2.4にも対応する。

 テキストビューワーやゲーム、アラーム機能なども搭載。マイクやモノラルスピーカーも内蔵する。内蔵バッテリでの動作時間は、動画が最大10時間、音楽が最大45時間。付属のACアダプタで充電し、充電所要時間は約3時間半。外形寸法は82×128×17.3mm(縦×横×厚さ)、重量は232g。


様々な機能を備えている


(2011年 5月 20日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]