「ニコ生セッション♪」がMacに対応し、Twitterと連携
-制限も解除されコミュニティレベル1から放送可能に
「ニコ生セッション♪」の解説ページ |
ニワンゴは16日、「ニコニコ動画(原宿)」の「ニコニコ生放送」において、「NETDUETTO β」を使い、リアルタイムで歌唱やバンド演奏、カラオケなどが生配信できる「ニコ生セッション♪」の機能を強化。新たにMacでも使用できるようになった。
ヤマハが開発した「NETDUETTO β」は、インターネットなどを介して、できるだけ低遅延で、高音質なオーディオを送受信するためのソフトウェア。これを使うことで、ヴォーカルや各楽器を担当する人達が、インターネット越しに、音の遅れなどの違和感を感じずに、セッションやデュエットが行なえる。「ニコ生セッション♪」では、放送者同士がセッションしたり、視聴者を交えたセッションも可能で、そうした演奏の様子を配信できる。
従来「NETDUETTO β」はWindows用のみ提供されていたが、6月9日にMac版も公開。これに合わせて、「ニコ生セッション♪」も16日からMacに対応した。インストール方法などの詳細は「ニコ生セッション♪」のページで紹介されている。
また、これまでは「ニコ生セッション♪」を利用した放送をする場合、配信者が作成したコミュニティのレベルが15以上にならないと使用できなかったが、その制限が無くなり、レベル1のコミュニティから放送ができるようになった。
さらに、セッションの相手や視聴者を集めるためのツールとして、Twitterに「nico_session」というアカウントが作られた。「ニコ生セッション♪」の放送が始まると、このアカウントがツイートするようになっており、同アカウントをフォローしておくことで、放送開始を知る事ができる。
(2011年 6月 16日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]