ミックスウェーブ、ALO製の管球ポータブルアンプ
-低消費電力・長寿命の真空管搭載。60台限定
真空管を使ったポータブルヘッドフォンアンプ「The Continental」 |
ミックスウェーブは、真空管を使ったALO Audioのポータブルヘッドフォンアンプ「The Continental」を8月上旬に発売する。60台限定となっており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後。
真空管を使ったポータブルヘッドフォンアンプ。消費電力の低さや、寿命の長さが特徴という、RAYTHEONの6111サブミニチュア真空管を採用。「低利得で独特なサウンドを表現できる三極真空管」(ミックスウェーブ)だという。
内蔵のリチウムポリマー充電池で、6~7時間の駆動が可能。充電所要時間は約3~4時間。真空管の推定寿命は約10万時間としている。
RAYTHEONの6111サブミニチュア真空管を採用 | 内部。手前にあるのが真空管 |
「ゼンハイザーのHD800といった比較的駆動が困難なハイインピーダンス高級ヘッドホンにも対応した」(ミックスウェーブ)という設計も特徴。入力インピーダンスは30kΩ。再生周波数特性は40~20kHz。SN比は100dB。全高調波歪率は1%。
ステレオミニのアナログ入力とヘッドフォン出力を装備。外形寸法は12×7.2×2.7cm(縦×横×厚さ)。シリコン製ストラップや充電用ACアダプタが付属する。
(2011年 8月 3日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]