オーテク、アンプ内蔵Bluetoothレシーバ「AT-PHA05BT」
-USB接続型やDAC搭載など据置ヘッドフォンアンプも
Bluetoothレシーバ「AT-PHA05BT」 |
オーディオテクニカは、ヘッドフォンアンプを内蔵したBluetoothレシーバ「AT-PHA05BT」を11月18日に発売する。限定生産カラーの「AT-PHA05BTLTD」も同日発売で、価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格は各9,980円。
また、USB DAC機能を備えたヘッドフォンアンプ「AT-HA70USB」と、DAC搭載ヘッドフォンアンプ「AT-HA26D」、ヘッドフォンアンプ単機能の「AT-HA21」を11月25日に発売する。価格は「AT-HA70USB」が42,000円、「AT-HA26D」が35,700円、「AT-HA21」が25,200円。
■ヘッドフォンアンプ内蔵Bluetoothレシーバ
Bluetooth Ver.2.1+EDRに準拠したレシーバ。通信距離は10m以内。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応。コーデックはSBCに対応している。SCMS-Tに対応し、ワンセグの音声も伝送可能。
側面の操作ボタン部分 | 限定生産カラーの「AT-PHA05BTLTD」 |
Bluetooth送信に対応したプレーヤーとワイヤレス接続ができ、出力はステレオミニを1系統装備。ユーザーが好みのイヤフォンなどを接続できる。8台までのマルチペアリングに対応。
30mW×2chのヘッドフォンアンプを備えているのが特徴。パワフルに駆動できるほか、深みのある低音を再生するというCCL(カップリングコンデンサーレス)回路を採用。音質を切り替えられる4種類のエフェクトモードも備えており、MUSIC(DYNAMIC)、MUSIC(BASS BOOST)、MOVIE、GAMEから選択できる。
また、有機ELのディスプレイを備え、AVRCP1.3以上で、タイトル送信機能に対応したプレーヤーと連携すると、ディスプレイに日本語楽曲タイトルを表示可能。他にも、着信電話番号、電池残量、音量レベルなどを表示できる。
マイクも内蔵しており、ハンズフリー通話にも対応。バッテリは内蔵のリチウムポリマー充電池を使用。約8時間の使用ができ、連続待受時間は約200時間。充電はUSB経由で行なう。外形寸法は70×20×15mm(縦×横×厚さ)。重量は約21g。
なお、発表会場には10月14日発売の、スマートフォン用マイクを備えたポータブルヘッドフォンアンプ「AT-PHA20iS」も展示された。価格は8,925円。好みのイヤフォンが接続でき、マイク付きで通話も可能。高性能なヘッドフォンアンプ回路を備え、ダイレクトドライブ方式により低域表現を追求したという。
「AT-PHA20iS」のホワイトモデル |
■AT-HA70USB
USB入力を備え、PCと接続できるヘッドフォンアンプ。24bit/96kHzまでの入力に対応し、DACには旭化成エレクトロニクスの「AK4396」を採用している。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS。
AT-HA70USB | AT-HA70USBの背面 |
入力はUSB 2.0のみで、単体のDACとしては使用できない。出力はアナログライン出力(ステレオミニ)と、角型の光デジタル出力を各1系統用意。ヘッドフォンアンプ機能も備えており、前面にステレオミニ出力を用意。最大出力は50mW×2ch(32Ω)となる。
さらに、本体前面にマイクも内蔵。48kHzまでの入力に対応したマイクで、自動レベルコントロール機能も備えている。これにより、PCでのボイスチャットなどにも使用できる。
筐体には剛性の高い亜鉛ダイキャストを使用。外形寸法は80×95×24mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約180g。
■AT-HA26D
DACを搭載したヘッドフォンアンプ。入力端子として、アナログ音声(RCA)と角型光デジタル入力を各1系統搭載。出力は標準ジャックのヘッドフォン出力と、アナログ音声(RCA)出力、角型光デジタルのスルー出力を各1系統搭載。単体DACとしても使用できる。
AT-HA26D | AT-HA26Dの背面 |
DACは24bit/192kHzに対応。ヘッドフォンアンプの最大出力は300mW×2ch(32Ω)。SN比はアンプ部が108dB以上、DAC部分が100dB以上。
筐体はアルミ合金、フロントパネルはダイキャスト。外形寸法は105×142×44mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約465g。ACアダプタで動作する。
■AT-HA21
ヘッドフォンアンプ。入力はアナログ音声(RCA)1系統。出力は、ステレオミニと標準プラグのヘッドフォン出力を各1系統備えている。また、アナログ音声(RCA)のライン出力も1系統装備する。
ヘッドフォンアンプの最大出力は300mW×2ch(32Ω)。SN比は108dB以上。筐体はアルミ合金、フロントパネルはダイキャスト。外形寸法は105×142×44mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約465g。ACアダプタで動作する。
AT-HA21 | AT-HA21の背面 |
(2011年 10月 13日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]