ビクター、ウッドコーンコンポ「EX-A150」に新色

-バイアンプ駆動コンポにシャンパンゴールド追加


EX-A150-N

 JVCケンウッドは、ビクターブランドのウッドコーンスピーカー搭載コンポ「EX-A150」に新色のシャンパンゴールド(EX-A150-N)を追加。11月上旬より発売する。ビクターダイレクト限定販売となっており、直販価格は139,800円。

 ウッドコーンスピーカーの「SX-WD150」と、DVDオーディオの再生にも対応したDVDプレーヤー「XV-A150-N」、プリメインアンプの「RX-A150-N」で構成するシステム。このDVDプレーヤーとプリメインアンプのカラーを従来のシルバーからシャンパンゴールドに変更した。カラー以外の変更点はない。

 ウッドコーンスピーカー「SX-WD150」はバイアンプ接続専用モデルで、ネットワークが入っていない。ドライブするためには、単体でバイアンプ駆動に対応したプリメインアンプ「RX-A150」が必要。

 RX-A150は、独自のデジタルアンプ「DEUS」を採用し、4ch分のアンプを内蔵。バイアンプ動作モードはウーファ用に40W×2ch、ツイータ用に30W×2chの出力(4Ω時)。2chモードでは40W×2ch出力(4Ω時)となる。バイアンプ時のクロスオーバー周波数は5.6kHz。入力端子としてアナログステレオ(RCA)×2、ステレオミニ×1、光デジタル音声×2。FM/AMチューナも内蔵する。

 XV-A150は、CDに加え、DVDオーディオとDVDビデオの再生も可能なプレーヤー。HDMI端子を備え、HDMI CECにも対応する。

 スピーカー「SX-WD150」は、2ウェイバスレフ型のスピーカーで、ネットワーク回路を省くことで、歪を改善。立ち上がり波形も改善され、ウッドコーンユニットの持つポテンシャルを引き出した再生が行なえる。2cm径のツイータと11cm径ウーファを採用する。

 なお、JVCケンウッドでは、10月1日付でビクターとケンウッドを統合。旧ビクターの製品は主にJVCブランドで、ケンウッド製品はケンウッドブランドで展開している。今回のEX-A150-Nはビクターブランド製品となる。同社によれば、「新製品については基本的にJVCブランドに集約していく方針。ただし、ピュアオーディオやウッドコーンなど“ビクター”のイメージが強く、大きな変更を伴わない製品についてはビクターブランドもしばらく継続して利用していく」としている。


(2011年 10月 13日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]