ラックスマン、新プリメインアンプ「L-505uX」

-約25万円。デザインを踏襲し、LECUA搭載


L-505uX

 ラックスマンは、プリメインアンプ505シリーズの最新モデル「L-505uX」を11月より発売する。カラーはシルバーで価格は249,900円。シャンペンゴールドの「L-505uX(g)」も12月に発売する。

 同社エントリープリメインアンプの505シリーズを一新。LED照明付きのフロントメーターなどの基本デザインを踏襲しながら、新たに、音量調節における音質劣化を抑えたソリッドステート(IC)構成の電子制御アッテネーターLECUAを搭載した。

 独自の帰還回路「ODNF(Only Distortion Negative Feedback)」は最新バージョン2.3を搭載。ONDFの初段と2段目をパラレル化し、高S/Nを実現。上位機のL-590AX/550AXと同様の回路構成や筐体構造、配線レイアウトを採用している。

 定格出力は100W×2ch(8Ω)/150W×2ch(4Ω)。プリ部、パワー部の独立した使用も可能で、セパレートスイッチをフロントに装備。プリ部にはフラグシップ・プリアンプ「C-1000f」に採用された高音質入力セレクタICを実装。電源部には日本インター製のショットキーバリア・ダイオードを採用。内部配線は各芯スパイラルラップ・シールド構造のOFCワイヤーを使っている。高レギュレーションの電源トランスと大容量コンデンサー(10,000μF×4本)を組み合わせたハイイナーシャ電源を搭載する。

背面

 入力端子はアンバランス(RCA)×4、PHONO(MM/MC)×1、バランス(XLR)×1。録音入出力とセパレート入出力も備えている。全てのRCA端子は18mmピッチとし、大型プラグを装着したケーブルにも対応。スピーカー出力は2系統用意し、Yラグやバナナ端子に対応した新開発のスピーカー端子を採用している。ヘッドフォン出力も備えている。

 SN比は105dB以上(ライン)。横幅は同社の最新SACDプレーヤーなどと揃えた440mmで、「ラックスマンの新スタンダード・サイズ」としている。消費電力は270W(スタンバイ時0.4W)。外形寸法は440×454×178mm(幅×奥行き×高さ)。重量は22kg。

 リモコンはアルミ製の「RA-17」で、ラックスマン標準電源ケーブル「JPA-10000」も付属する。



(2011年 10月 14日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]