JVC、ツインユニットのカナル型イヤフォン限定モデル

-合併記念のシャンパンゴールド「HA-FXT90L2」


HA-FXT90L2

 JVCケンウッドは、2つのダイナミック型ドライバを搭載したJVCブランドのカナル型(耳栓型)イヤフォン「HA-FXT90L2」を11月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後。

 JVCケンウッド合併を記念した数量限定モデルで、4月に発売した「HA-FXT90」をベースにケーブルやカラーリングを変更した。ケーブルは1.2mの編組ケーブルとなり、メタルハウジング部のカラーをシャンパンゴールドとしている。

 その他の主な仕様はHA-FXT90と共通で、2つのダイナミック型ドライバを並列に配置した「ツインシステムユニット」を採用。低音域用、中高音域用、それぞれの音域に最適化したドライバーを組み合わせることで「迫力の重低音とクリアで豊かな中高音域再生を両立した」とする。

 中高音域ユニットの振動板には、軽量で剛性の高いカーボンナノチューブ素材を採用。応答性に優れ、歪を抑えたクリアな再生音を実現できる。低音域用のユニットには、カーボン振動板を採用。この2つのユニットを、制振性に優れたメタルユニットベースとメタルハウジングに組み込み、不要な振動を抑えている。

 再生周波数帯域は8Hz~25kHz。インピーダンスは12Ω。出力音圧レベルは107dB/1mW。最大許容入力は150mW。

 シリコンイヤーピースはS、M、Lの3サイズを同梱。長さ調節用のキーパーや、タッチノイズを抑えるクリップも付属する。ケーブルを含まない重量は約6.8g。キャリングケースも同梱する。


装着例プラグ部

(2011年 10月 19日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]