アップル、iTunes Match対応のiTunes 10.5.1公開

-手持ち楽曲をiTunes Storeとマッチ。日本は非対応


アップデート内容

 アップルは、iTunes Matchに対応したiTunesの最新バージョン「10.5.1」を公開した。ただし、iTunes Matchは11月15日現在、日本からは利用できない。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5以降。

 iTunes Matchは、iTunesで購入した音楽やビデオを、複数のiOSデバイスやパソコンで自動同期させる「iTunes in the Cloud」に関連した機能。

 iTunesで購入した楽曲以外まで、同期を広げられる機能で、自分のiTunesに登録されている楽曲と、iTunes Storeで販売されている楽曲のリストを突き合わせ、“マッチ”したものは「その人がiCloudで再生可能な曲」として、iCloud上のライブラリに追加。AAC 256kbpsのDRMフリー楽曲として様々なデバイスで再生可能にするもの。マッチしなかった曲は、その人のiCloud領域へとアップロードし、各デバイス間で共有できる。米国向けに年間24.99ドルの有料サービスとして実施する。


日本では現在、音楽や映像には対応していない

 ただし、「iTunes in the Cloud」自体が、現在日本からはアプリ/ブックのみの利用に制限されており、音楽やビデオには非対応。iTunes Match機能も利用できない。

 iTunesは1つ前のバージョンである「10.5」から、iTunes in the CloudやiOS 5搭載のiPhone、iPad、iPod touchとデータ同期、無線LAN経由での同期に対応している。



(2011年 11月 15日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]