TSUTAYA、廃盤作品などのDVD化リクエストをサイトで募集

-「名作復刻リクエスト」。メーカーと協力しDVD化図る


「TSUTAYA発掘良品」プロジェクトで「名作復刻リクエスト」を開始

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、全国のTSUTAYAで展開する「TSUTAYA発掘良品」において、廃盤や未発売の映画に対するDVD化の要望を「名作復刻リクエスト」として募集する。期間は11月18日~2012年1月31日。

 「TSUTAYA発掘良品」は、TSUTAYA内外の“100人の映画通”が、40,000タイトルの映画について評価した結果をもとに、「知る人ぞ知る面白い作品」や「観たくてもなかなか観られなかった作品」を集めた特設売場。特に、TSUTAYAの利用が増加傾向にあるとする60代においては、会員のうち1/4が発掘良品を利用し、利用者のうち約半数が再度レンタルするという人気コーナーとなっている。

 これまで、VHSのまま廃盤になり店頭から消えた作品や、まだDVD化されていない作品を、「TSUTAYA発掘良品」プロジェクトと各DVDメーカーなどと協力して、復刻/再発売するなどの取り組みを行なってきた。

 今回の「名作復刻リクエスト」は、「TSUTAYA発掘良品」コーナーの利用者からこれまでTwitterなどで寄せられたDVD化の要望に応えるため、復刻して欲しい作品をTSUTAYAの特設サイトで募集するというもの。上位の作品について、DVDメーカーらとの協力でDVD化を図る。なお、「権利関係の課題で、リクエストされた作品が必ずしもDVD化するわけではない」としている。

 3月に実験的に行なったキャンペーンでは合計2,152件の投票があり、2011年11月までに「ファール・プレイ」、「テキサスの五人の仲間」、「ワイルド・ギース」、「デッド・ゾーン」など合計12作品を復刻。全国のTSUTAYA店頭にある「TSUTAYA発掘良品」売場でレンタルを行なっている。



(2011年 11月 18日)

[AV Watch編集部 中林暁]