エンティス、HDMI搭載ネットワークプレーヤー新モデル

-最新チップセット/USB 3.0対応「PopcornHour A-300」


PopcornHour A-300

 エンティスは、ネットワークメディアプレーヤー「PopcornHour A-300」を11月下旬より直販サイトで発売する。直販価格は23,800円で、11月25日より予約を受け付けている。

 UPnPやWindows Media Connectに対応し、LAN内のパソコンやLAN HDDなどに保存した動画/音楽などを再生できるネットワークメディアプレーヤー。別売のシリアルATA HDDを装着することで、HDDメディアプレーヤーとしても利用できる。HDMI出力を備え、テレビなどに最大1080pで出力可能。

 メディアプロセッサとして、800MHz CPUを搭載したSigmaDesignsの最新チップセット「SMP8647」を採用。音楽を再生しながら静止画検索して再生したり、Webサービスを利用するといったマルチタスクに対応。また、本体内のコンテンツのメタデータを自動でインターネット上のデータベースから取得し、関連情報やサムネイル画像を表示するユーザーインターフェイス「Networked Media Jukebox V2」も採用している。

 インターネット経由で動画配信サービスを利用可能。動画/音楽/ゲームなどのアプリケーション配信プラットフォーム「Apps Market」も用意。YouTubeなど20社以上のコンテンツ配信企業がこのサービスに対応するという。

 本体にHDDは装備しないが、別売の2.5型または3.5型シリアルATA HDDを内蔵することで、動画などを保存/再生可能。サーバーアプリをインストールすることにより、SMBやFTPなどのネットワーク共有機能に対応でき、メディアサーバーとしても利用できる。

 再生可能な動画はMPEG-1/2/4、MPEG-4 AVC/H.264、WMV9、VC-1、XviDなど。AVCHDや、MKV、TS、ISOなどもサポートする。音楽はAAC、MP3、WAV、WMA、FLAC、OGG Vorbis、ドルビーデジタルなど。静止画はJPEG、BMP、PNG、GIFに対応する。

 出力端子はHDMI 1.3a、コンポーネント、S映像、コンポジット、光デジタル音声、同軸デジタル音声、アナログ音声を装備。USB端子は3系統で、うち1系統(スレーブ)はUSB 3.0に対応。パソコン内のデータコピーを高速に行なえるという。残り2系統(ホスト)はUSB 2.0。Ethernetを備える。

 筐体はアルミ製。放熱設計を高め、ファンレスを実現している。外形寸法は約265×135×45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1㎏。ACアダプタや赤外線リモコン、1.5mのHDMIケーブルなどが付属する。

画面イメージ背面


(2011年 11月 25日)

[AV Watch編集部 中林暁]