ニコ生のiPhoneアプリ視聴/配信画質が向上。30fps対応

iPhoneアプリ上でのタイムシフト視聴画面

　ニワンゴは、「ニコニコ動画(原宿)」のiPhone用アプリ「ニコニコ生放送」を12月20日にバージョン4.00へ無償アップデートした。配信/視聴時の画質などを改善している。

　Ver.4.00では、ニコニコ生放送の再生時に従来1～6fpsだったフレームレートを30fpsまで向上。また、3G/Wi-Fi接続時どちらでもPCと同等の画質で視聴できるように改善した。さらに、音声も従来のADPCMからmp4となり、音質が2倍に向上したという。

　また、ニコニコ生放送のタイムシフト予約/視聴にも対応。PCと共通のアカウントを使用すれば、iPhoneで予約した番組もPCで視聴できる。なお、タイムシフトの予約数の上限はPCと同様に一般会員は10件、プレミアム会員は30件。PCと同様に一般会員は番組開始30分前までに予約する必要があるが、プレミアム会員は事前に予約しなくても、タイムシフト公開期間中であれば視聴できる。タイムシフト視聴時はこれまで同様に「ニコニコ動画モバイル」の画質となる。

　iPhoneから生放送を配信する際は、配信者側の映像の画質が回線に応じて自動的に切り替わる技術を導入。安定性が向上し、配信時の映像がより滑らかになったという。

　そのほか、音声のみで生放送を配信するモードも追加。生放送配信時に「音声のみでの配信」を選択すると、配信者の画面と視聴者の画面に「Sound only mode」と画面に表示される。ユーザーから、手軽に音声のみの配信もしたいという要望があり、それに応えたとしている。

音声のみの生配信番組を再生する画面(iPhone)	パソコンでの音声番組再生時