東芝、6ch全録対応で低価格な47/42型「REGZA ZT3」

-1.5TB HDD内蔵、IPSパネル搭載。42型が実売23万円


47型「47ZT3」

 東芝は、液晶テレビREGZAの新モデルとして、6チャンネル同時録画の「タイムシフトマシン」に対応した「ZT3シリーズ」を1月18日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は47型の「47ZT3」が31万円前後、42型「42ZT3」が23万円前後。

 47/42型のフルHD IPSパネルを搭載した液晶テレビ。1.5TBの「タイムシフトマシン」専用HDDを内蔵し、最大6チャンネルの地デジ番組を常時録画可能。放送中の番組をリモコンの「始めにジャンプ」ボタンで冒頭から視聴したり、「過去番組表」から見たい番組を選んで観ることもできる。なお、3Dには対応しない。

 チューナは、地上デジタルが9系統、BS/110度CSデジタルが2系統。ZT3の内蔵HDDはタイムシフトマシン専用だが、別売USB HDDを利用することで通常の録画も可能で、地デジ番組を視聴しながら別の2番組を録画する「地デジ見ながらW録」にも対応。同時間帯にUSB HDDへ録画した番組に自動でチャプタを付与する「Wマジックチャプター」も利用でき、シーン検出/音楽検出により見たい場面を選んで再生できる。EPGは約0.3秒で起動する「高速レグザ番組表」。


42型「42ZT3」

 2個のメインLSIを搭載した「レグザエンジンCEVO Duo」や、8分割バックライトスキャン対応のIPSパネルなどで応答速度を向上した「アクティブスキャン240」を採用。また、映像の前後の複数フレームを活用した3次元フレーム超解像技術の「レゾリューションプラス6」で精細感を復元して高画質化する。バックライトは左右エッジライト型で、16分割(8×2)のLEDエリアコントロールに対応する。

 入力遅延を抑えるゲームダイレクトや、アニメに最適なエッジの先鋭度向上などを行なうアニメモードも利用できる。


付属リモコン

 レグザリンク・シェアに対応。LAN内にあるPCに保存したAVCHD/MPEG-2ビデオカメラの映像を、REGZAで再生できる。SDカードスロット(SDXC対応)も備え、SDカード内のAVCHD映像/MP3楽曲の再生にも対応する。

 スマートフォンやパソコンからREGZAやREGZAブルーレイの操作を可能にする「Appsコネクト」にも対応。「RZ見るナビ」や、「RZ現在番組」、「RZアートリモコン」などが利用できる。そのほか、ネットワークサービスの「TSUTAYA TV」や、「テレビ版Yahoo! JAPAN」、「アクトビラ ビデオ・フル」、「ひかりTV」、「T's TVレンタルビデオ」などに対応する。

モデル名47ZT342ZT3
画面サイズ47型42型
内蔵HDD容量1.5TB
タイムシフトマシン専用
チューナ地上デジタル×9
BS/110度CSデジタル×2
パネル1,920×1,080ドット
IPS
コントラスト比1,600:1
ダイナミックコントラスト200万:1
スピーカー14×2cmフルレンジ2基
6cm径サブウーファ1基
10W×2ch+10W
入力端子HDMI×4
D5×1
コンポジット×2
HDMIアナログ音声×1
出力端子光デジタル音声出力×1
アナログ音声出力×1
ヘッドフォン×1
その他の端子USB、Ethernet、SDカードスロット
外消費電力189W181W
年間消費電力量143kWh/年141kWh/年
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
(スタンド含む)
112.7×25.4×75.6cm101.7×25.4×69.4cm
重量(スタンド含む)26.5kg20.5kg


(2012年 1月 11日)

[AV Watch編集部 中林暁]