アイ・オー、地デジ搭載/実売29,800円の23.6型液晶

-超解像/IPSパネルの23型フルHDも


 アイ・オー・データ機器は、LEDバックライト搭載のフルHD液晶2機種を2月下旬より発売する。地上デジタルチューナ搭載の23.6型「LCD-DTV244XBR」と、23型IPSパネル採用の「LCD-MF234XPGBR」で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は23.6型の地デジモデルが29,800円前後、23型が26,800円前後。


■ LCD-DTV244XBR

LCD-DTV244XBR

 地上デジタルチューナを1系統搭載したフルHD液晶ディスプレイで、CATVパススルー、字幕表示やEPGに対応。SRS TruSurround XT対応の3W×2chステレオスピーカーも備え、迫力のある重低音やサラウンド音場を再現するとしている。

 23.6型/1,920×1,080ドットの非光沢パネルで、LEDバックライトを採用。コントラスト比が1,000:1、輝度が300cd/m2、応答速度が5ms、視野角は上下160度/左右170度。

 入力はHDMI、D端子、S映像、コンポジット、アナログRGB(D-Sub 15ピン)、アナログ音声入力(ステレオミニ)を各1系統ずつ備える。出力はヘッドフォン出力、光デジタル音声出力、アナログ音声出力(RCA)を装備。

 チルト角は上20度。消費電力は最大40W(待機時0.7W)で、PC使用時は26.0W、テレビ視聴時は27.7W。スタンドを含む外形寸法/重量は563×218×413mm(幅×奥行き×高さ)/約4.8kg。ミニB-CASカードやリモコンなどが付属する。

背面リモコン

■ LCD-MF234XPGBR

LCD-MF234XPGBR

 SD画質(720×480)動画を再生する際の解像感を向上する、超解像機能を搭載したフルHD液晶ディスプレイ。光沢パネルを採用しており、黒が引き締まったメリハリのある映像を鑑賞できるとする。

 23型/1,920×1,080ドットのIPSパネルを採用し、コントラスト比1,000:1(最大80,000:1)、輝度250cd/m2。応答速度はオーバードライブ時で8ms(中間色14ms)。視野角は上下/左右とも178度。

 1.5W×2chステレオスピーカーとヘッドフォン出力を備え、入力はHDMI×2と、DVI-DやアナログRGB(D-Sub 15ピン)、アナログ音声入力(ステレオミニ)を各1系統ずつ備える。

 チルト機能は上15度、下5度。消費電力は最大41W(待機時0.4W)で、通常使用時は27.8W。LEDバックライトの採用により、2011年2月発売の「LCD-MF232XSBR」と比較して通常使用時の消費電力を15%削減した。スタンドを含む外形寸法/重量は546×174×409mm(幅×奥行き×高さ)/約4.1kg。オーディオケーブル(1.8m)などが付属する。

 なお本機種は、エヌ・シー・ジャパンのオンラインゲーム「リネージュ2」推奨ディスプレイとして認定されている。

側面背面

(2012年 2月 8日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]