アイ・オー、美解像チップ搭載27型液晶ディスプレイ

LCD-MF274XBR

　アイ・オー・データ機器は、超解像技術を搭載した27型液晶ディスプレイ「LCD-MF274XBR」を12月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は34,800円前後。

　1月発売の「LCD-MF271XSBR」から消費電力を約38%削減。27型/1,920×1,080ドットのTNパネルを採用し、最大表示色は1,677万色、コントラスト比は1,200:1(DCR ON最大80,000:1)、輝度が300cd/m²、応答速度が5ms(中間色2ms)、視野角が上下160度/左右170度。

　映像処理ICにルネサスエレクトロニクスの美解像チップを搭載し、画像ぼけを改善する「1枚超解像」や、超解像処理時に画面が白っぽくなるのを防ぐオーバーシュート抑制、モスキートノイズ抑制などで、SD映像のアップコンバート処理を高品位化している。

　入力端子はHDMI×2とDVI-D(HDCP対応)×1、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1、ステレオミニ×1を装備。1W×2chのスピーカーやヘッドフォン出力も備えている。外形寸法は644×262×422～507mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.9kg。

■ 量販店向けのLED/美解像チップ搭載23/21.5型も

LCD-MF234XPBR

　美解像チップを搭載し、量販店ルートで販売する液晶ディスプレイ3モデルも11月中旬より順次発売。価格はいずれもオープンプライス。

　23型でIPSパネルを採用した「LCD-MF234XPBR」は12月中旬に発売し、店頭予想価格は24,800円前後。23型「LCD-MF234XBR」と21.5型「LCD-MF224XBR」は11月中旬に発売し、店頭予想価格は23型が22,800円前後、21.5型が19,800円前後。

　パネルはいずれも1,920×1,080ドット。LCD-MF234XPBRのみIPSパネルを採用し、視野角上下/左右178度を実現する。美解像チップを搭載し、HDへのアップコンバート画質を向上している。入力端子はHDMI×2(21.5型は×1)、DVI-D(HDCP対応)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)。1.5W×2のステレオスピーカーを内蔵する。