Samsung、液晶パネル事業を分社化
-有機EL拡大による市場変化に対応
Samsung Electronicsは20日、液晶パネル事業を分社化し、4月1日に液晶パネル専業の新会社を設立する計画を発表した。
同社では、今後有機ELの市場拡大が見込まれ、市場で大きな変化が起こると予想。新会社は液晶パネルビジネスに特化し、ビジネスの再構築や本質的な改善を図ることでディスプレイビジネスの競争力改善し、将来的にはSamusung Mobile DisplayやS-LCDの統合も計画しているという。
分社化により、意志決定の明確化や迅速化を図るとともに、集中戦略による競争優位を維持。技術的な競争力も強化していくという。
(2012年 2月 21日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]