RIAJ、2012年2月のレコード生産実績を発表

-CDアルバム生産額は前年比71%に


 日本レコード協会(RIAJ)は21日、2012年2月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比95%の2,368万8,000枚・巻、金額が同86%の239億800万円だった。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比99%の547万7,000枚、12cm CDアルバムは同84%の1,157万2,000枚で、CDアルバムの生産額は前年比で3割近く割り込んだ。アナログディスクは23,000枚(同147%)、カセットテープは17万3,000巻(同90%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比182%の8万3,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比115%の602万9,000枚。

【2012年2月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計5,477
32%99%3,466
21%98%
12㎝ CDアルバム計11,572
67%84%13,066
78%71%
アナログディスク計23
0%147%23
0%116%
カセットテープ計173
1%90%143
1%90%
その他83
0%182%146
1%184%
合計17,328
100%88%16,844
100%75%

【2012年2月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD6,029
95%115%6,119
87%116%
テープ・その他331
5%466%945
13%318%
合計6,360
100%120%7,065
100%127%


(2012年 3月 21日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]