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B-CASカード改ざん問題についてB-CAS社が見解発表

−「カード改ざんが犯罪であることを示した」


 「B-CASカード」を発行するビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS)は20日、改ざんB-CASカードの販売者や、不正改ざんプログラムをインターネット上で提供した者など3名が逮捕された件について、見解を発表した。

 事件は、B-CASカードの「不正改ざんプログラム」に関するものと、「BLACKCAS」と呼ばれる不正改ざんカードに関するものの2つで、いずれも京都警察府警サイバー犯罪対策課が容疑者を逮捕している。

 不正改ざんプログラムに関しては、B-CASカードを不正に改ざんして有料放送を無料視聴できるプログラムをインターネツトで提供した東京都内の男性を、不正競争防止法違反の疑いで逮捕。また、自宅でB-CASをカードを不正に改ざんし、有料放送を無料で見られるようにした京都府の男性も刑法の電磁的記録不正作出などの疑いで逮捕された。

 BLACKCASカード(B-CASカードを改ざんして有料放送を無料視聴可能にしたもの)については、同カードをネットオークションで販売したとして、東京都内の男性を不正競争防止法違反の疑いで逮捕している。さらにBLACKCASはカードを購入した5人の自宅も家宅捜索して事件の全容解明を進めているという。

 ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズは、「今回の摘発は、B-CASカードを不正に改ざんする方法をインターネットなどで提供したり、これを悪用してカードを改ざんしたりする行為が犯罪であることを示したもので、この様な悪質な行為に警鐘を鳴らすものであると受け止めている。捜査当局の更なる捜査により、速やかに事件の全容が解明されることを期待している。また、B-CASカードの不正改ざんは、刑事罰の対象になるだけでなく、有料放送を無料視聴する行為も損害賠償請求の対象になる。今後も不正行為に対しては関係当局及び関係各社と連携し、刑事・民事の両面からあらゆる法的措置を講じ、厳正に対処していく」との声明を発表している。


(2012年 6月 20日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]