ソフトバンク、iPhone 5でテザリング対応へ
-2年間無料。4S下取りは最大2万円に増額
iPhone 5 |
ソフトバンクモバイルは、9月21日より発売する「iPhone 5」などLTE対応スマートフォンにおいて、新たにテザリングサービスを提供することを発表した。
iPhone 5においては、これまでKDDI(au)がテザリングへの対応を発表していたが、ソフトバンクも同社4G/4G LTEスマートフォン向けに「テザリングオプション」の受付を9月21日より開始することを決定した。サービス開始は2013年1月15日を予定している。
また、14日に発表したiPhone 4/4Sから買い替える場合の下取りサービス「スマホ下取りプログラム」について、下取り額を最大2万円(iPhone 4S 64GBからの場合)にアップ。さらに、下取り対象機種にiPhone 3G/3GSなどを追加することも明らかにした。
■ テザリングオプション
9月21日に始まる「テザリングオプション」へ加入することで、4G/LTE端末(21日時点ではiPhone 5が該当)を使った無線LANテザリングに対応。iPhone 5を経由して、PCなど他の機器をインターネットに接続できるようになる。申込受付期間は9月21日~12月31日で、サービス提供開始日は2013年1月15日を予定。
テザリングオプションの利用には「パケットし放題フラット for 4G LTE」への加入が必要。テザリングオプションを申し込むと、サービスの月額使用料(月額525円)を2年間無料とし、「パケットし放題フラット for 4G LTE」を既報の通り月額5,460円(2年間)で利用できる。
ただし、「パケットし放題フラット for 4G LTE」で毎月のデータ量が7GBを超えた場合は、請求月末まで通信速度が送受信最大128kbpsに制限される。その場合、追加で2GBごとに2,625円支払うと制限が取り払われる。なお、テザリングオプションに加入し、月額無料の期間が終了すると、「パケットし放題フラット for 4G LTE」の通信速度制限開始のデータ量が7GBから7.5GBに増える。
4G/LTE対応スマートフォンからソフトバンク携帯電話への国内通話料が24時間無料になる「24時間通話定額オプション」も21日より受付開始。提供開始日は2013年1月15日の予定。そのほか、固定通信サービスと組み合わせることで割引になるプランや、4G/LTE端末への機種変更後、それまで使っていたiPhone 4/4Sを家族が使うために新規契約する場合のパケット定額サービスといった新たな施策も用意している。
■ スマホ下取りプログラムの変更点
「スマホ下取りプログラム」は、新規契約でiPhone 5などの4G/LTEスマートフォンを購入した場合、それまで使っていたスマートフォンを下取りするサービス。
14日のサービス発表時点では、iPhone 4Sからの下取り額が12,000円(1,000円×12カ月)、iPhone 4からの場合は8,000円(1,000円×8カ月)としていたが、新たにiPhone 4Sは64GBモデルが2万円、32GBが18,000円、16GBが16,000円に増額。iPhone 4は32GBが12,000円、16GBが1万円、8GBが8,000円にそれぞれ増額。さらに、これまで対象外だったiPhone 3G/3GSやAndroidスマートフォンの一部機種も対象となった。下取り額などの詳細は下表の通り。
下取り製品 | 新しい割引額 | 当初割引額 (14日発表時) |
iPhone 4S 64GB | 20,000 円 | 12,000 円 |
iPhone 4S 32GB | 18,000 円 | |
iPhone 4S 16GB | 16,000 円 | |
iPhone 4 32GB | 12,000 円 | 8,000 円 |
iPhone 4 16GB | 10,000 円 | |
iPhone 4 8GB | 8,000 円 | |
iPhone 3GS(全て) | 5,000 円 | - |
iPhone 3G(全て) | 4,000 円 | |
X06HT、X06HTII、001HT | 3,000 円 | |
001DL、101DL | 2,000 円 |
(2012年 9月 19日)
[AV Watch編集部 中林暁]