JVC、ライブストリーミングカメラ「GV-LS2」を発売延期

「安定性向上のため」10月中旬発売に


GV-LS2

 JVCケンウッドは28日、JVCブランドのライブストリーミングカメラ「GV-LS2」の発売延期を発表した。製品発表当初は9月下旬の発売を予告していたが、10月中旬発売に延期する。延期の理由については「製品の品質確保や安定性向上を図るため」としている。

 「GV-LS2」は、ネットワーク経由でタブレットやスマートフォンから制御できるカメラ。PCに向けて、撮影した映像を転送でき、そのPCからUstreamなどへ生配信が可能なため、カメラマンがいなくても撮影し、出演者が手元のタブレットで撮影制御ができるなど、少人数で配信番組が作れる。

 GV-LS2はパン・チルトシステムの上にカメラが乗っており、タブレットなどから撮影位置の調整やズームなどが行なえる。PCへ配信する場合は、MPEG-2 TS形式で、1,920×1,080/60i 最高5Mbps、もしくは720×480/60i 最高1Mbpsの映像を配信。SDカードへのAVCHD録画にも対応する。



(2012年 9月 28日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]